OS-E:0325 3次元ローターダイナミクスモデル

この例では、OptiStructを用いた3次元ローターダイナミクスモデルの周波数応答解析を取り上げています。



図 1. モデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

  • rtr3dmodel.fem
  • runrtrdyn.fem

モデル概要

OptiStructのローターダイナミクス機能では、現在は、1次元ローターのみがサポートされています。この3次元モデルの周波数応答解析を行うには、以下の2段階プロセスに従います。
  1. 3次元ローターモデルにCMS解析を実行し、スーパーエレメント(DMIG)に縮退します。ファイルrtr3dmodel.femを使用します。PARAM,COUPMASS,YESは、ジャイロマトリックスについて精確なDMIGを得るために使用されます。
  2. スーパーエレメントを使用し、1次元ローターモデルに付加して、モデルファイルrunrtrdyn.femでローターダイナミクス解析を実行します。
FE Model
要素タイプ
CHEXA
CELAS2
RBE2
材料
線形材料
MAT1

結果



図 2. X方向の駆動ポイントFRF