/DYNAIN/DT

Engineキーワード 状態ファイルに書き出される時間出力の頻度とパートを定義します。

フォーマット

/DYNAIN/DT/Keyword3

TstartTfreq

part_ID1 ... part_IDN

定義

データ 説明 SI単位の例
Keyword3 パート選択の方法。
0または空白
part_IDNを使用して状態ファイルに出力するパートを定義します。
= ALL
モデル内のすべての節点は、状態ファイルに出力されます。
  
Tstart 開始時間。  
Tfreq 時間間隔。  
part_ID1 ... part_IDN Keyword3が空白の場合、状態出力が状態ファイルに書き出されるパートがのリストが必要  

コメント

  1. 時間間隔Tfreqで初期状態ファイルをLS-DYNAフォーマット（.dynain）で書き出します。最初のファイルはTstartの時点で書き出します。
  2. 状態ファイル名はRunname_nnn#.dynainです。
    ここで、
    Runname
    実行名（/RUN）。
    nnn#
    ファイル番号（4桁）。0001から9999まで。
  3. 各dynainファイルには以下が含まれます：
    • *NODEブロック： 節点IDとそれに対応する節点の実際の座標を定義
    • *ELEMENT_SHELL_THICKNESSブロック： シェルID、シェルの結合性、板厚を定義
  4. 状態出力フィールド（応力やひずみなど）では、状態ファイルへの出力が、要求されているパートIDに属している要素についてのみ書き出されること、またはKeyword3=ALLの場合はすべてのパートについて書き出されることが要求されます。
  5. シェル要素の状態を完全に復元できるようにするには、/DYNAIN/SHELL/STRESS/FULLと/DYNAIN/SHELL/STRAIN/FULLを使用することが推奨されます。