/H3D/BEAM

Engineキーワード /BEAMビーム要素についてH3Dコンター出力結果を生成します。

フォーマット

/H3D/BEAM/Keyword3/Keyword4/Keyword5

# フォンミーゼス応力
/H3D/BEAM/VONM
# パートID 356および 293についてのみの特定のエネルギー密度結果
/H3D/BEAM/ENER
356 293

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Keyword3 出力タイプ。 3  
Keyword4 出力タイプ。 3  
Keyword5 出力タイプ。 3  
part_IDN 結果が出力されるパートのIDのリスト(オプション)。  

コメント

  1. シンタックス/H3D/ELEM/Keyword3/Keyword4/Keyword5も有効です。
  2. PART IDが/H3D/BEAM行の後ろにリストされている際、指定された結果はそれらのパートについてのみ出力されます。
  3. 出力タイプの概要を以下の表に示します:
    表 1. スカラー出力
    Keyword3 Keyword4 Keyword5 内容
    AMS     /DT/CSdT_AMSのためにAMS時間ステップを使用した要素
    DT     要素の時間ステップ
    ENER     比エネルギー密度(内部エネルギーを要素の質量で割った値)
    EPSP NPT=I または ALL   塑性ひずみ。積分点出力NPTは、/PROP/TYPE18 (INT_BEAM)でのみ使用可能です。
    F1, F2, F3     局所座標系での力
    F1
    X方向の力
    F2
    Y方向の力
    F3
    Z方向の力
    FORC     局所座標系でのすべての力とモーメント

    F1, F2, F3, M11, M21, M31, M12, M22, M32

    M11, M21, M31, M12, M22, M32     局所座標系でのモーメント
    M11
    節点1におけるX方向モーメント
    M21
    節点1におけるY方向モーメント
    M31
    節点1におけるZ方向モーメント
    M12
    節点2におけるX方向モーメント
    M22
    節点2におけるY方向モーメント
    M32
    節点2におけるZ方向モーメント
    MASS     要素質量
    OFF     要素ステータス
    結果の出力がある位置で:
    = -1
    要素は非アクティブ(アクティブ化された剛体内で定義されます)。
    = 0
    削除された要素。
    = 1
    アクティブな要素
    SIGX, SIGY, SIGZ, SIGXY, SIGYZ, SIGZX     指定した方向の応力
    VONM     フォンミーゼス応力
    FRACTION MARTENSITE NPT= i または ALL マルテンサイト分率

    /MAT/LAW71 + /PROP/TYPE18 (INT_BEAM)でのみ使用可能。

    TMAX 特定の期間および積分点にわたる最大マルテンサイト相分率。

    /MAT/LAW71 + /PROP/TYPE18 (INT_BEAM)でのみ使用可能。

    表 2. テンソル出力
    Keyword3 Keyword4 Keyword5 内容
    TENS STRESS NPT= i または ALL /PROP/TYPE18 (INT_BEAM)の応力テンソル。

    (要素座標系の成分XX、XY、ZX)。

    STRAIN NPT= i または ALL /PROP/TYPE18 (INT_BEAM)のひずみテンソル。

    (要素座標系の成分XX、XY、ZX)。

    MAX 各成分XX、XY、ZXの全積分点にわたる(要素ごとの)最大ひずみmax。
    TMAX 各成分XX、XY、ZXの全積分点および特定の期間にわたる(要素ごとの)最大ひずみmax。
  4. Keyword4内の出力位置は下記を介して定義できます:

    NPT = 積分点

  5. 出力は、特定の位置番号(I)、ALLについて要求できます。出力位置はスラッシュ(/)で区切られ、任意の順が可能です。