/H3D/SPRING

Engineキーワード /SPRINGスプリング要素についてH3Dコンター出力結果を生成します。

フォーマット

/H3D/SPRING/Keyword3

#結果を保存するパートをリストする次の行(オプション)

part_ID1... part_IDN

# スプリング要素の時間ステップ
/H3D/SPRING/DT
# パートID 356および 293についてのみの力とモーメントの出力
/H3D/SPRING/FORC
356 293

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Keyword3 出力タイプ。 3  
part_IDN 結果が出力されるパートのIDのリスト(オプション)。  

コメント

  1. シンタックス/H3D/ELEM/Keyword3も有効です。
  2. PART IDが/H3D/SPRING行の後ろにリストされている際、指定された結果はそれらのパートについてのみ出力されます。
  3. スカラー出力は以下の表に定義されます:
    表 1. スカラー出力
    Keyword3 内容
    AMS /DT/CST_AMSのためにAMS時間ステップを使用した要素
    DAM1, DAM2, DAM3 方向1、2または3の損傷 4
    DT 要素の時間ステップ
    ENER 比エネルギー密度(内部エネルギーを要素の質量で割った値)
    EPSP 塑性ひずみ。
    F1, F2, F3 局所座標系での力
    F1
    X方向の力
    F2
    Y方向の力
    F3
    Z方向の力
    FORC 局所座標系でのすべての力とモーメント

    F1, F2, F3, M11, M21, M31, M12, M22, M32

    M11, M21, M31, M12, M22, M32 局所座標系でのモーメント
    M11
    節点1におけるX方向モーメント
    M21
    節点1におけるY方向モーメント
    M31
    節点1におけるZ方向モーメント
    M12
    節点2におけるX方向モーメント
    M22
    節点2におけるY方向モーメント
    M32
    節点2におけるZ方向モーメント
    MASS 要素質量
    OFF 要素ステータス。
    結果の出力がある位置で:
    = -1
    要素は非アクティブ(アクティブ化された剛体内で定義されます)。
    = 0
    削除された要素。
    01
    破壊プロセス下。
    = 1
    アクティブな要素。
  4. スプリングの損傷は、0の時点から現時点までの変位の最大値と破壊変位との比率として、次のように定義します: (1)
    D A M = max t ( δ ( t ) δ max )

    TYPE13/PROP/SPR_BEAM)のスプリングでは、損傷の方向1は引張 / 圧縮で、2と3はyとzのせん断です。

    TYPE8/PROP/SPR_GENE)のスプリングでは、損傷の方向1、2、3はそれぞれ、x、y、zの各方向です。