/IMPL/NONLIN

Engineキーワード 非線形陰解法

フォーマット

/IMPL/NONLIN/N

L_AItolToliToljTolk

定義

フィールド 内容 SI単位の例
N 非線形ソルバーの解法
= 0
1に設定
= 1
修正Newton法
= 2
BFGS準-Newton 法
 
L_A 剛性マトリックス更新の最大反復回数
= 0
反復ソルバーのときは3、直接法ソルバーのときは6に設定されます。
 
Itol 終了の条件
= 0
2に設定
= 1
エネルギーの相対残差
= 2
力の相対残差
= 3
変位の相対残差
=12
エネルギーと力の相対残差
=13
エネルギーと変位の相対残差
=23
力と変位の相対残差
=123
力、エネルギーと変位の相対残差
 
Toli ... Tolj ... Tolk Itol = 123の場合は、終了するための許容値
Toli
= 0(デフォルト)
エネルギーまたは変位(Itol = 13)では1.0e-3に設定されます。
力(Itol = 2)では1.0e-3に設定されます。

Itol = 121323の場合は、終了するための2つの許容値

ToliTolj
=0.0 0.0(デフォルト)
エネルギーでは1.0e-3、力では1.0e-2、変位では1.0e-2に設定されます。

Itol = 123の場合は、終了するための3つの許容値

ToliToljTolk
=0.0 0.0 0.0(デフォルト)
エネルギーでは1.0e-3、力では1.0e-2、変位では1.0e-2に設定されます。
 

コメント

  1. 静的陰解法の計算では、収束をよりよく管理するために、荷重は時間の経過と共に単調増加するように定義してください。
  2. 入力許容値の順序は、Itolの値(1:エネルギー、2:力、3:変位)に従います。

    例:Itol = 23の場合、力の許容値、変位の許容値の順番になります。