E-ラインの管理
E-ラインの管理ツールを使用してE-ラインを確認および管理します。
E-ライン Manageワークフローは、解析担当者の習熟度に関係なくE-ラインのリアライゼーションと編集を迅速に行えるように設計されています。このツールには、Fast realize、Manual realize and edit、Review E-ライン tableの3つのワークフローがあります。
E-ラインの高速リアライズ
すべてのきしみライン、すべてのがたつきライン、またはその両方を同時にリアライズします。
E-Lineの手動でのリアライズと編集
一度に1本のE-ラインのインターフェースパラメータを確認、編集、更新します。
E-ラインテーブルの確認
Reviewing E-ラインを使用すると、1つのテーブルにある複数のE-ラインを一度に確認、編集、更新できます。また、材料の互換データをきしみラインにマップが可能です。
- モデルにあるすべてのE-ラインの概要を把握する。
- 1つまたは複数のE-ラインのE-ラインパラメータを編集および更新する(E-ラインオプションをご参照ください)。
- インポートしたDTSファイルからインターフェイスまたはマップインターフェイス名のギャップとトレランスの値を確認し、更新する。
- きしみ E-ラインへの材料マップ。
- - E-ラインを削除します。
選択したE-ラインがモデルから削除されます。
- - E-ラインをリアライズします。
リアライズ済みのE-ラインのパラメータを編集して更新すると、そのラインのステータスが非リアライズ済みに変化します。このように変更した場合は、更新したラインを再度リアライズする必要があります。
- - E-ラインの番号を付け替えます。選択されたE-ラインの番号を変更するには :
- 番号の間隔を指定します。
- をクリックします。
注: IDの末尾4桁は編集不可で、これらは自動的に設定され、制御されます。最小の E-ライン IDは10000です。 - 材料マッピング
既存のテンプレート材料を使用し、ユーザー定義の材料データベースファイルをインポートできるほか、Ziegler に接続することもできます。どちらのデータベースも、材料とその適合性のペアを参照するデータを収めています。これらのデータはスティックスリップ試験で得られ、きしみシミュレーションの評価(きしみ評価)に使用します。
材料のマッピングの考え方は、手元のモデルの既存の材料カード(MAT1等)に干渉することなく、材料データベースから情報を取り入こむことです。調査したいインターフェースの部品の材料をデータベースの材料に関連付ける必要があります。この関連付けは、スリップスティック試験の結果をE-ラインに割り当てることで行われ、きしみ評価のためのE-ラインのポスト処理に使用します。- テンプレート値を使用した材料マッピング:
- きしみE-ラインごとにマスター材料とスレーブ材料を選択します。注: すべての材料の組み合わせが成立するわけではありません。いくつかの組み合わせは、non-existent risk of Squeakを有する可能性があります。これらのmpulse Rateは100-100です。
- きしみE-ラインごとにマスター材料とスレーブ材料を選択します。
- ユーザー定義の材料適合性マトリックスによる材料のマッピング:
- Importを使用して材料ファイルを読み込みます(すでにインポートされている場合を除く)。
- インポートしたMainとSecondaryの材料を表で選択し、各きしみE-ラインに割り当てます。
- Zieglerデータベースに接続した状態での材料のマッピング:
- Import 使用してZieglerデータベースに接続します(すでに接続されている場合を除く)。
- Material Mappingタブでをクリックします。
- 材料のマッピング先とするE-ラインを選択します。
- Main MaterialとSecondary Materialの両方でType、Manufacturer、Brandを選択します。
- をクリックすると、選択したE-ラインに、選択した材料ペアがマッピングされます。
- テンプレート値を使用した材料マッピング:
- - すべて選択
- - すべてを非選択
- - 選択の反転
- - インターフェースを順番に切り替え、そのインターフェースのみを表示するためのナビゲーションボタン。
E-ラインオプション
E-ラインテーブルで利用できるオプションは以下の通りです。
- Status
- E-ラインのリアライゼーションのステータスを示します。
- E-ライン ID
- 各E-ラインの一意なIDおよび他のE-ラインとの結合数(最後の桁)。
- Type
- ラインの方向で評価する現象のタイプとしてRattleまたはSqueakを選択します。
- Interface Name
- 名前を入力するか、インポートしたDTSファイル(使用している場合)から、GD&Tデータをマッピングするためにモデル内のそれぞれのE-ラインに割り当てます。
- Gap
- 指定されたギャップ方向におけるインタフェースのギャップ値。Gapの割り当て方法に基づいて定義されます。
- Tolerance
- 指定されたギャップ方向におけるギャップの設計トレランス。Gap Assignmentの設定に基づき定義される。
- (Impulse Rate)⁻¹ range
- インパルスレートの逆数は、材料ペアの適合性を表す指標となります。これは材料マッピングに基づいて定義され、きしみラインにのみ適用されます。
- Contact Type
- E-ラインの接触タイプを定義します。このタイプは、メインFE材料とセカンダリFE材料のヤング率の値に基づきます。
- Gap Direction
- リアライゼーションの投影方向。この方向によって、ギャップ方向を決定するローカル座標系の作成を制御します。
- Spacing
- E-ライン上の隣接する2つの評価ポイントの間隔の値
- Search Distance
- 選択したメインおよびセカンダリコンポーネント間の検索 / ギャップトレランスの値
- Main FE Material
- E-ラインのメインコンポーネントに割り当てたFE材料。
- Secondary FE Material
- E-ラインのセカンダリコンポーネントに割り当てたFE材料。
- Main Material
- E-ラインのンメインコンポーネントのStick-Slipテストから得られたマッピングされた材料。
- Secondary Material
- E-ラインのセカンダリパートのStick-Slipテストから得られたマッピングされた材料。