モデルへのイベントの追加

以前に構築したモデルにイベントを追加する方法の概要を以下に示します。現在のところ、Altair Driverモデルで使用可能なイベントタイプは18種類あります。詳細については、イベントタイプのトピックをご参照ください。

イベントタイプによって、対処を必要とするオプションが異なります。例えば、Single Lane Changeイベントでは次のようになります。

  1. ProjectブラウザModelを右クリックして、Add Eventsをクリックします。


    図 1.
    Add Eventsダイアログが表示されます。


    図 2.
    OK
    選択したタイプを適用してウィンドウを閉じます。
    Apply
    ウィンドウを閉じずにイベントを追加します。
    Cancel
    ウィザードを終了します。
  2. Typeドロップダウンメニューから、目的のイベントタイプとしてSingle Lane Changeを選択します。


    図 3.
  3. OKをクリックします。OKをクリックします。
    ProjectブラウザにSingle Lane Changeイベントが追加されます。
  4. Event Editorがパネル領域に表示されます。


    図 4.
  5. Projectブラウザでイベントタイプを右クリックしてEvent Editorを選択することによってEvent Editorを開きます。


    図 5.

    または、

    パネル領域でEvent Editorボタンをクリックします。


    図 6.
  6. Single Lane Changeイベントのパラメータが表示されます。


    図 7.
  7. Parametersセクションで目的の情報を入力し、Solver Input Fileでファイルのパスを参照してソルバー入力ファイルの書き出し先を特定します。
  8. Simulation Settingsボタンをクリックして、必要なデータを入力します。
    このダイアログでは、Runパネルと同じオプションが呼び出されます。


    図 8.
  9. Output Optionsボタンをクリックして、必要なデータを入力します。


    図 9.
  10. すべての必要なデータを入力すると、イベントを実行する準備が整います。Runボタンをクリックします。Run ボタンをクリックします。
    バックグラウンドでHyperWorks MotionSolveが呼び出されます。
  11. MotionSolveの実行が完了した後、ウィンドウを閉じてMotionViewのインターフェースに戻ります。
  12. 以下では、ブラウザのコンテキストメニューにある各オプションについて説明します。
    1. ブラウザで1つのイベントを選択すると次のメニューが表示されます。


      図 10.
      Run Event
      そのイベントがモデルに適用され、XMLファイルとADFファイルがエクスポートされて、その実行がMotionSolveに送信されます。
      Run All
      モデルに追加したすべてのイベントが順番に実行されます。
      Edit Event
      選択したイベントのEvent Editorが起動します。
      Event Menu
      さまざまなEvent Menuオプションが表示されます。
      Build Event
      モデルにイベントを適用し、.xmlファイルと.adfファイルをエクスポートします。
      Edit XML
      テキストエディターでXMLファイルを編集します。
      Edit ADF
      テキストエディターでADFファイルを編集します。
      Run XML
      ダイアログで参照したXMLファイルがMotionSolveで解析されます。
      View Report
      選択したイベントに固有なレポートがプロットされます。
    2. ブラウザで複数のイベントを選択すると次のメニューが表示されます。


      図 11.
      Run Events
      選択したイベントがモデルに順番に適用され、XMLファイルとADFファイルがエクスポートされて、その実行がMotionSolveに送信されます。
      Build Events
      イベントがモデルに順番に適用され、.xmlファイルと.adfファイルがエクスポートされます。
      Run XMLs
      ダイアログで参照したXMLファイルがMotionSolveに送信されます。
      View Reports
      選択したイベントに固有なレポートがプロットされます。