Fatigue Prepの概要

Fatigue Prepカスタムウィザードは、ADAMS出力ファイルから、nCODE Fatigueソフトウェアで使用できる弾性体の時刻歴応答解析ファイルを生成します。有限要素疲労解析では、弾性体のモード形状がnCODE FESファイル、弾性体のモーダル座標が“n”個のDACファイルの形であることが必要です。各DACファイルは、モーダル座標の時刻歴を含んでいます。

Analyzeリボン、Toolsツールセットから、FatiguePrepアイコンをクリックし、Fatigue Prepウィザードにアクセスします。



図 1. Fatigue Prepカスタムウィザード
次のファイル変換オプションがあります:
Altair H3D → nCODE FES モード形状情報をAltair H3DファイルからnCODE FESファイルへ変換します。
Altair H3D → nCODE ASC モード形状情報をAltair H3DファイルからnCODE ASCIIフォーマットへ変換します。
NCODE DAC → Altair ABF 単一のDACファイルの内容をAltair ABFファイルへ変換します。
ADAMS RES → nCODE DAC モード寄与率の時刻歴をADAMS ASCII RESファイルからnCODE DACファイルへ変換します(モードごとに1ファイル)。
ADAMS REQ → nCODE DAC ADAMS REQファイル内のデータのベクトルをnCODE DACフォーマットに変換します。各データのベクトルについて1つのDACファイルが作成されます。
MSOLVE PLT → nCODE DAC MSOLVE PLTファイル内のデータのベクトルをnCODE DACフォーマットに変換します。各データのベクトルについて1つのDACファイルが作成されます。
ADAMS REQ → MTS RPC ADAMS REQファイル内のデータのベクトルをRPCフォーマットに変換します。
MSOLVE PLT → MTS RPC MSOLVE PLTファイル内のデータのベクトルをRPCフォーマットに変換します。
次のダイアログボタンがあります。
Back/Next 1つ前または1つ先のダイアログに移動します。
Finish 選択の完了後にFinishをクリックすると、Fatigue Prepでファイルが作成されます。
Cancel Fatigue Prepカスタムウィザードを終了します。