FlexBodyPrepの概要

FlexBody Prepウィザード(またはFlexPrep)を使用し、Optistructを使った弾性体のH3Dファイルの作成やADAMS MNFファイルや鏡面コピーされたH3Dファイルへの変換ができます。FlexPrepは、Nastran BDFなどの他のタイプの入力ファイルにも対応しています。

Analyzeリボン、Toolsツールセットから、FlexPrepアイコンをクリックし、FlexBodyPrepウィザードにアクセスします。



図 1.
注: 他のH3Dフォーマットの使用との混同を回避するため、ファイル名の中には_flex.h3dを使用してください。現在、LinuxとMac OSXでは、.femファイルおよび.h3dファイルのパス内での空白文字の使用はサポートされていません。

FlexBodyPrepウィザードからは、下記の機能を実行することができます:

OptiStruct Flexbody Generation

  • Create OptiStruct prp (preparation) file and generate the h3d flexbody
  • OptiStruct prp(preparation)ファイルの作成。これは、特定のOptiStructカードがFlexPrepで直接サポートされていない場合に効果的です。
  • 既存のprp(準備)ファイルの使用によるh3d弾性体の作成
OptiStruct Flexbody Generationを参照して、OptiStructを介して弾性体を生成する方法を確認してください。

Translation of Flexbody Files

  • ADAMS mnfファイルからMV h3d弾性体への変換
  • 既存のh3d弾性体のミラーリング
  • MV h3d弾性体からADAMS mnfファイルへの変換
  • MV h3d弾性体からADAMS mtxファイルへの変換
  • NASTRAN pchファイルからMV h3dファイルへの変換
  • Translate the MV h3d flexbody into DAD fdf file

このダイアログオプションは、選択した変換タイプに応じて異なります。

次のような共通のダイアログボタンがあります:
表 1.
Mass/Length/Force/Time Units 単位の指定は、入力FEM(弾性体の作成時)または出力MTXファイル(弾性体のH3DからAdams MTXへの変換時)のいずれかで行います。
Clear 選択を解除し、ウィザードをリセットします。
OK 選択を行った後、OKをクリックして、ウィザードでファイルを作成します。

OKは、ウィザードの選択をflexprep用のコマンドライン引数のセットにアセンブルし、flexprepを起動します。

コマンドラインからflexprepを実行するには:
  • FlexbodyPrepウィザードで作成した引数をコピーして、スクリプト(UNIX)または.batファイル(PC)に貼り付けます。
Cancel FlexBodyPrepウィザードを終了します。