ライダー

ライダーは、二輪車の動力学で重要な役割を果たします。ライダーが車両に与える影響を捕捉するには、適切な人体マルチボディダイナミクスモデルを使用することが重要です。

このライブラリには2つのタイプのライダーが実装されており、ライダーを使用しないというオプションもあります。

ライダー - 簡易タイプ

ライダーの質量と慣性特性がライダーの重心位置に定義されている集中質量モデルです。このライダーモデルでは、モデルのグラフィックが簡潔になるので、MotionSolve向けにソルバーデックを通常より高速でエクスポートできます。


図 1.

ライダー - 詳細タイプ

きわめて詳細な人体モデルがMotionViewで作成されています。このライダーは、ジョイントで結合された15個の剛体ボディでモデル化されています。このモデルの“Rider-detailed”システム内の各種データセットを使用して、人体のサイズ、姿勢、位置を変更できます。


図 2.