二輪車MDLライブラリ

二輪車ライブラリは、HyperWorks Desktopのインストール内容の一部としてインストールされて、MotionViewクライアントからアクセスできます。

デフォルトの二輪車ライブラリでサポートされていないトポロジを作成するために、MotionViewでモデルをインタラクティブに変更できます。二輪車ライブラリはオープンソースでASCIIベースのため、ユーザーが変更できます。

二輪車ライブラリでは次のフロントサスペンションがサポートされています。
  • バイク用テレスコピック - 従来型:剛体または変形体ストラットロッド
  • バイク用テレスコピック – 倒立型:剛体または変形体ストラットロッド
  • スクーター - シングルサイドトレーリングリンク
  • スクーター - ダブルサイドトレーリングリンク
  • スクーター - ダブルサイドリーディングリンク
  • スクーター - フロントテレスコピックフォーク(従来型)
二輪車ライブラリでは次のリアサスペンションがサポートされています。
  • オートバイ - トレーリングアームモノショック
  • オートバイ - トレーリングアームツインショック
  • スクーター - トレーリングアームモノショック
二輪車ライブラリでは次のエンジンシステムがサポートされています。
  • 線形トルクパワートレイン
  • ICエンジンとギアボックス
このライブラリでは次のドライブラインシステムもサポートされています。
  • スプロケット-チェーン駆動

二輪車ライブラリに用意されているモデルとトポロジは、シミュレーションプロセスの初期設定として使用されることを目的としています。Assembly Wizardで作成したモデルは、サスペンションの具体的なトポロジを図示した形状を記録していますが、これはあくまでも一例にすぎません。正確な二輪車モデルを開発するために必要となる、適切なサスペンション形状、スプリングとショックアブソーバーのデータ、質量と重心位置、ブッシュデータ、タイヤデータなどのモデル情報は、ユーザー側で用意して入力する必要があります。