断面定義の作成
-
新しい断面をテーブルに追加するには、FBDタブで Add new sectionをクリックします。
警告: 新しい断面を追加した場合は常に、テーブルに警告アイコンも表示され、その断面がまだ未定義であることが示されます。要素を選択したら、緑色のチェックマークが表示され、その断面が定義されたことが示されます。
-
自由体を構成する要素であり、また対象の断面について節点データを抽出するための節点を含む要素を、以下のいずれかの方法を使用して選択します。
- Elements入力コレクターをクリックして、拡張エンティティ選択メニューを使用します。
- モデリングウィンドウで、モデルから個々の要素、もしくは複数の要素を直接ピックします。
- 選択した断面に要素を追加するには、プラスアイコン(入力コレクターの横にあります)をクリックします。
- 選択した断面から要素を削除するには、マイナスアイコン(入力コレクターの横にあります)をクリックします。
-
以下のいずれかの方法を使用して、断面を定義する節点を選択します。
- Node入力コレクターをクリックして、拡張エンティティ選択メニューを使用します。
- モデリングウィンドウで、モデルから個々の節点、もしくは複数の節点を直接ピックします。
- 選択した断面に要素を追加するには、プラスアイコン(入力コレクターの横にあります)をクリックします。
- 選択した断面から要素を削除するには、マイナスアイコン(入力コレクターの横にあります)をクリックします。
注: 選択した節点が作る断面内に含まれる節点のみが、節点力抽出に含まれます。 -
以下のいずれかの方法を使用して、対象の断面について節点ベクトル結果の変換・出力先の座標系を指定します。
- プロッティングにFree body forces/momentsがリクエストされている場合、Global、Analysis、User Systemの3つのオプションがあります。プロッティングにResultant forces/momentsがリクエストされている場合は、GlobalとUser Systemのみが使用できます。
- Global System
- 力 / モーメントの結果は全体座標系に変換され、表示されます。
- Analysis System
- 力 / モーメントの結果は1つの節点の解析座標系で示されます。したがって、1つの節点について入力デックで局所座標系が指定されている場合、結果は局所座標系で表示されます。それ以外の場合は全体座標系となります。
- User System
- ユーザー座標系をピックして、結果をこの系に変換します。
- System入力コレクターをクリックして、拡張エンティティ選択メニューを使用します。
- モデリングウィンドウで、モデルから座標系を直接ピックします。
注: 結果座標系を指定しないと、デフォルトでHyperViewの“ベース”座標系が使用されます。 - プロッティングにFree body forces/momentsがリクエストされている場合、Global、Analysis、User Systemの3つのオプションがあります。プロッティングにResultant forces/momentsがリクエストされている場合は、GlobalとUser Systemのみが使用できます。
-
断面の節点データを合計する節点を定義します。ドロップダウンメニューから、次のオプションのいずれかを選択します:
オプション 説明 Centroid このデフォルトのオプションでは、断面内のすべての節点の座標の節点平均重心が計算されます。 Node Node入力コレクターが表示され、合計ポイントの選択に使用できます(By ID方法を使用)。 Coordinate X、Y、およびZ座標欄が表示され、合計ポイントの指定に使用できます。 これは、任意の節点位置ですべての力成分およびモーメント成分の合力を確認することで、自由体の動作を確認する際に役立ちます。また、任意の節点について荷重力または反力の結果を計算する際にも役立ちます。注: 節点を選択しないと、デフォルトでHyperViewの原点(0,0,0)が使用されます。合計ポイントにはドットが描画されます。