レジェンドのグラフィカル編集とアイソスライダー

グラフィックス領域内のコンター、ベクトルまたはテンソルプロットのレジェンドを編集することができます。

グラフィカル編集モード

レジェンドの値とカラーは、レジェンド上においてインプレースで直接編集できます。単に値の上をクリックして編集モードに入り、希望する値を入力します。


図 1.
同様に、現在のカラーボックスをクリックしてドロップダウンメニューからテーマを選択し(DefaultMedianまたはRainbow)、パレットから色を選択します。
ヒント: カラーパレット内でをクリックすると、カスタムカラーを割り当て、保存できます。


図 2.
注: 動的レジェンドの場合、値は変更できません。

カテゴリーベースのレジェンドの場合、値の編集はサポートされていません。

v2019より、色のグラフィカル編集は、以下のカテゴリーベースのレジェンドでサポートされるようになりました:
  • Envelope loadcase trace plots
  • MaxLayer/MinLayer/ExtremeLayer plots

インプレース編集に加え、レジェンドのコンテキストメニューからも、様々なレジェンドオプションに素早くアクセスできます。レジェンド領域を右クリックするとコンテキストメニューが開き、Type、Position、Numeric Format、Displayの設定を編集するためのオプション群が表示されます。その他のオプションにアクセスするには、コンテキストメニューのEdit Legendをクリックします。メニューオプションの詳細については、レジェンドのコンテキストメニュートピックをご参照ください。

アイソスライダー

レジェンドのコンテキストメニューには、Isoパネルを使用せずに、アイソプロットを作成し、コンタープロット自体からその表示をコントロールするための便利な方法が用意されています。レジェンドのコンテキストメニューから、Iso > Add plotをクリックします。
これで、コンターの設定を用いたアイソプロットが生成され;
  • コンターレジェンド値の左に、スライダー(Dのような形)が置かれます。


    図 3.

    このスライダーは、マウスボタンを押したまま上下にドラッグすることで、画面上の表示をコントロールできます。

  • ラベルIsoとそれに続くShow Valuesモード(=、>または<)と値がレジェンド内に生成されます。


    図 4.
    モード上を直接クリックする毎に、オプションが順に切り替わり、希望のモードを設定できます。
    Equal
    現在のアイソサーフェスレベルに等しい結果値を有するすべての要素がEntity Attributesパネルで定義されている表示属性に基づいて表示(マスクなしに)されるよう、グラフィックス表示を更新します。
    Above
    現在のアイソサーフェスレベルより大きい結果値を有するすべての要素がEntity Attributesパネルで定義されている表示属性に基づいて表示(マスクなしに)されるよう、グラフィックス表示を更新します。
    Below
    現在のアイソサーフェスレベル未満の結果値を有するすべての要素がEntity Attributesパネルで定義されている表示属性に基づいて表示(マスクなしに)されるよう、グラフィックス表示を更新します。

    値の上をクリックして編集モードに入り、希望するアイソバリューを入力します。

    その他のアイソの設定には、レジェンドのコンテキストメニューのIsoオプションからアクセスできます。詳細については、“レジェンドのコンテキストメニュー”トピックをご参照ください。
    注: レジェンドのコンテキストメニューから作成されたアイソは、アイソプロット生成のためのコンター設定を使用します。これは、アイソプロット生成にIsoパネルのUse Contour Settingsオプションを使用するのと同じです。

    アイソスライダー作成後、設定の変更によりコンターを更新すると、コンタープロットとアイソプロットとの間で不整合が生じることがあります。そのような場合、アイソスライダーは自動的にレジェンドから消去され、アイソプロットはIsoパネルからしかコントロールできなくなります。