入力コレクターを用いたエンティティの選択

I入力コレクターでは、各種ツール機能を適用したいモデル内のエンティティを選択することができます。

入力コレクターには、エンティティタイプ選択スイッチ、エンティティタイプボタンおよびリセットボタンが含まれます。コレクターは、下に示すように、エンティティタイプボタンが水色の枠で囲まれている時はアクティブとなっています。


図 1. 入力コレクター - Elementsが選択されている
入力コレクターには以下の5つのタイプがあります:
Nodes
節点
グラフィックス表示上の節点(エリプソイド、シリンダなど)
Elements
要素
グラフィックス表示上の要素
Components
コンポーネント
グラフィックス表示上のコンポーネント
Assemblies
階層構造のコンポーネントセット
ボディ
Systems
局所座標系
マーカー
入力コレクターをアクティブにすると、以下の方法でエンティティを選択することができます:
  • モデリングウィンドウからエンティティをピック
  • クィックウィンドウ選択機能を使用
  • 拡張エンティティ選択メニューを使用

"elements"のように入力コレクターエンティティタイプが複数形となっている場合は、モデルから複数のエンティティを選択できることを示しています。"node"のように入力コレクターエンティティタイプが単数形となっている場合は、モデルから1つのエンティティだけを選択できます。

プレーンの法線ベクトルを指定することによってプレーンを定義する必要がある場合、入力コレクターで節点IDを入力し、一度に1つずつ節点を選択することが可能です。先に説明した標準の入力コレクターと同様に、アクティブな節点は青色の枠で囲まれます。入力コレクタータイプボタンを変更するには、エンティティタイプ選択スイッチをクリックします。入力コレクターをリセットするには、リセットボタンをクリックします。

この種の入力コレクターの例を以下に示します:



図 2. 全体座標系を用いたプレーンの法線ベクトルの定義


図 3. プレーンの法線ベクトルの定義
上の図のコレクター上の N1、N2 または N3 をクリックすると、Select by IDダイアログが表示されます:


図 4. Select by IDダイアログ
Look in
エンティティを含むプールを選択できます。要素の場合、ID 1は、ShellプールまたはSolidプールに含まれる可能性があります(モデルが重複したIDを有する場合)。したがって、特定のエンティティを選択するためにプールを指定する必要があります。
All
重複したIDを有するすべてのエンティティを選択できます。