メッシュのコースニング

元のモデルの要素を結合してより大きな要素とし、要素数を減らしてメッシュを簡素化します。

既存のメッシュがシミュレーションの求めるものと比べてより細かく複雑な場合があります。これにより、特にユーザーの目的がNVH(騒音、振動、操作性)または同様な解析のリアルタイムアニメーションを見ることである場合、シミュレーションもしくは既存の要素に依存したユーティリティの実行時間が無駄に長くなることがあります。
注: Coarsen Meshユーティリティは、AbaqusNastran、およびOptiStructプロファイルでのみ利用できます。


図 1.

このようにメッシュを粗くする際、粗いメッシュ内の個々の節点は元のメッシュ内の節点に正確に対応している点、すなわち、多くの節点が削除されていても、残された節点は元のモデルでも使用されていた節点を使用することが重要です。場所も属性も変更されません。また、デック内において特別な情報(コメントなど)を持つ節点またはポイントは保持されます。