事前定義変数

PREFEKO言語には、さまざまな事前定義変数が含まれています。一般的に、これらの変数は不変ですが、再割り当てで上書きされる場合があります。

Table 1. 事前定義変数リスト
名前 説明
#pi 3.14159265358979... 定数 π
#esp0 8.85418781761 10 7 自由空間の比誘電率 ε 0
#mu0 4π 10 7 自由空間の比誘電率 μ 0
#c0 1 μ 0 ε 0 自由空間での光の速度。
#zf0 μ 0 ε 0 自由空間の特性インピーダンス。
#true 1 論理的に真の場合に使用されます。
#false 0 論理的に偽の場合に使用されます。

PREFEKOでは、変数#variableが定義されている場合はTRUEを、定義されていない場合はFALSEを返す論理関数DEFINED(#variable)もサポートしています。これは、OPTFEKOまたはADAPTFEKOの実行に使用される.preファイルで役立ちます。この2つのコンポーネントは、ファイルの一番上に変数を挿入しますが、プレビュー用にこのファイルで変数を定義しなければならない場合があります。

たとえば、.preファイルを変数#aに関する最適化に使用する場合は、この変数を次のように定義することができます。
!!if (not(defined(#a))) then
#a = 200.0e-3
!!endif