磁気回路の切断: 自動作成

動作モード

ユーザーの動作モードを次の表に示します。

ステップ 動作
0 初期状態: ドメインをメッシュ化し、物理を定義した状態
1 PhysicメニューのCheck physicsをクリックします。
情報メッセージ
2
  • «ボリューム領域name_reg_volのグループが簡潔に接続されていません»という内容のメッセージが表示された場合は、

  • 接続性の問題*がないか確認する必要があります。

3
  • 接続性の問題*がある場合は、

  • Physical point on Cut…メニューでAutomatic creationをクリックします。

必要な切断の作成(事前に作成済みと考えられる手動切断が考慮されます)

既存の穴の数と作成された切断の数を示すメッセージ

注: *容易には特定できない接続性の問題が存在する疑義がある場合は、簡潔に接続されていないオブジェクトが存在する状態で、切断の自動作成コマンドを実行することをお勧めします。

操作

ソフトウェアの観点から見た自動作成コマンドの操作を次の表に示します。

段階 説明
1

次のタイプのボリューム領域のグループのレベルで穴が検索されます:

  • 磁性があって電導性ではない領域(磁心の場合)
  • ソリッド導体タイプの領域(電気ループの場合)
ボリューム関連グループの収集
2

穴ごとに、切断のサポートにすることができるフェイスが検索されます。

  • そのような穴がある場合は、切断タイプの切断が形状に作成されます。
  • そのような穴がない場合はステップ3に進みます。
形状の切断の検索
3 穴ごとに、切断のサポートにすることができるファセットがボリューム要素上で検索され、メッシュ上に切断タイプの切断が作成されます。
メッシュ上の切断の検索
重要: メッシュ膨張と呼ばれるアルゴリズムで作成する自動切断にはメッシュ化が伴います。メッシュを破棄するコマンドを実行すると、これらの切断も破棄されます。