Flux e-Machine Toolbox:テスト

テストの実行

入力パラメータを定義した後、次のことを実行できます:

テストのリスト

テスト実行が完了すると、そのテストが右下に表示されます。同じコンポーネントに対して複数のテストを実行でき、それらのテストが次のように表示されます。



テストに対するアクション

実行したテストに対して次のアクションを実行できます:

  • 表示:

    テスト結果をダブルクリックするか、右クリックしてDisplayを選択します。

    テスト名を名前とするタブが中央の領域に追加されます。左側にあるフィルタを使用して、表示するテストを容易に切り替えることができます。

  • 終了:

    タブ の“×”をクリックするか、テストを右クリックしてCloseを選択するとそのテストの表示が閉じます。

  • 削除:

    リストでテストを選択してをクリックするか、リストでテストを右クリックしてDeleteを選択するとそのテストが削除されます。

  • エクスポート:

    リストでテストを選択してをクリックするか、リストでテストを右クリックしてExportを選択すると、そのテストをエクスポートできます。

  • リストでPost-process with a New Commandを選択して をクリックするか、右クリックしてPost-process with a New Commandを選択します。

  • 再開
  • 失敗したテストを右クリックしてResumeを選択すると、そのテストを再開できます。

テストの状態

テストは次の3つの状態のいずれかになります:

  • : テストに適合
  • : テストが進行中
  • : テストに失敗したか、Fluxの計算中に中断したが、テストは再開可能
  • : テストに失敗し、計算の再開が不可能

テストのエクスポート

次の3種類のフォーマットでテストをエクスポートできます:

  • レポート向けのpdfフォーマット(中央の領域に表示されているすべてのコンテンツと同内容)
  • レポート向けのhtmlフォーマット(中央の領域に表示されているすべてのコンテンツと同内容)
  • データのポスト処理向けのtxtフォーマット(量別のテキストファイル)


注: MTPA FastMTPV Fastという2つのコマンドモードでは、鉄損と渦電流損失は計算されません。したがって、この2つの対応するマップは使用できません。
  • htmlおよびpdfのエクスポートでは、鉄損と渦電流損失の2つのマップが黒色で表示されます。
  • txtのエクスポートでは、鉄損と渦電流損失の2つの.txtファイルが生成されません。

中断したテストの再開

Altair Flux e-Machine Toolboxの計算時には、(メモリ不足などの理由で)Fluxの失敗が発生します。一部のケースでは、これを再開できます。

Fluxのクラッシュが解析ステージで発生した場合、テストは再開可能です:

テストに失敗し、それが再開可能な場合、このテストは再開可能であることを示す新しいエラーダイアログが表示されます。

Fluxの計算中に失敗したテストは、再開可能であればアイコン で識別されます。

テストを再開するには、そのテストを右クリックしてResumeを選択します:

Resume”メニューアイテムをクリックした後、直前の解析ステップから計算が再開されます。

制約事項: 再開後に再びテストが失敗し、再開以降にステップがまったく解析されていない場合、Altair Flux e-Machine Toolboxはそれが決定的に失敗したテストだと見なし、二度と再開できなくなります。