回路エディターコンテキストでの回路コンポーネントのグラフィック操作：移動、回転

概要

電気回路エディターでは、回路のコンポーネントを選択して次のグラフィック操作を実行できます：

選択したコンポーネントの移動（またはコピー）はコンポーネントの並進移動です。

コンポーネント自体やコンポーネントの向きは変更されません。

選択したコンポーネントを以下のように移動できます。

この2つの移動モードを以下の表で説明します。

移動モード	選択したコンポーネントの状態
ドラッグ移動	回路に接続された状態で移動
コピーアンドペースト	回路から切り離されて移動

選択したコンポーネントを回路に接続した状態を維持して移動するにはドラッグ移動モードを使用します：

ステップ	動作
1	移動するコンポーネントを選択します。
2	選択したコンポーネントを有効な位置*までドラッグします。マウスの左ボタンを押したままにします。
→	選択したコンポーネントがマウスの移動に追随します。
3	選択したコンポーネントを目的の位置に配置します。マウスのボタンを放します。
→	選択した最終的な位置が有効であれば、選択したコンポーネントがそこに移動します。選択した位置が有効ではないと、選択したコンポーネントは元の位置に戻ります。

注: *選択したコンポーネントが他の回路コンポーネントと重なる位置にはコンポーネントを移動できません。位置が他のコンポーネントと競合しているコンポーネントは赤色で表示されます。

選択したコンポーネントを回路から切り離すことによって移動（またはコピー）するには、カットアンドペーストモード（またはコピーアンドペースト）を使用します：

ステップ	動作
1	移動するコンポーネントを選択します。
2	EditionメニューでCut（またはCopy）をクリックします。 Cutアイコン（またはCopyアイコン）をクリックします。
3	EditionメニューでPasteをクリックします。 Pasteアイコンをクリックします。
→	選択したコンポーネントが表示され、マウスを使用して移動できます。
4	選択したコンポーネントを新しい位置に配置します。左ボタンをクリックします。
→	選択した最終的な位置が有効であれば、選択したコンポーネントがそこに移動します。選択した位置が有効ではないと、選択したコンポーネントはマウスによる移動可能な状態なままで、選択位置には移動しません。

選択したコンポーネントを回転するには：

ステップ	動作
1	回転するコンポーネントを選択します。
2	選択したコンポーネントを回転します： CircuitメニューでRotateをクリックするか、アイコンをクリックします。またはキーボードのRキーによるホットキーを使用します。
→	選択したコンポーネントが回路から切り離され、90°回転します。選択したコンポーネントの位置が回転後でも有効であれば、そのコンポーネントが自動的にグラフィックシートに配置されます。選択したコンポーネントの位置が回転によって有効でなくなると、そのコンポーネントは、マウスによる移動が可能な状態のままとなります。有効な位置を選択する必要があります。

ステップ

動作

1

回転するコンポーネントを選択します。

2

選択したコンポーネントを回転します：

または

→

選択したコンポーネントが回路から切り離され、90°回転します。

選択したコンポーネントの位置が回転後でも有効であれば、そのコンポーネントが自動的にグラフィックシートに配置されます。

選択したコンポーネントの位置が回転によって有効でなくなると、そのコンポーネントは、マウスによる移動が可能な状態のままとなります。有効な位置を選択する必要があります。