パラメトリックマルチステップシナリオの解析
定義： 留意事項
パラメトリックマルチステップシナリオは、パラメトリック解析内の非過渡アプリケーションを解析するために使用されます。
パラメトリックマルチステップシナリオは、パラメータの制御、つまり、計算ステップ用のパラメータの値を定義するシナリオです。
解析
パラメトリックマルチステップシナリオを解析するには、次の手順を実行します：
| ステップ | 動作 |
|---|---|
| 1 | parametric multi-step scenarioを作成します。 |
| 2 | Solveコマンドをアクティブにします。 |
| 3 |
Solve solving scenarioをクリックします。 リストで、ステップ1で定義したシナリオを選択します。 |
| 4 | OKをクリックします。 |
| → | すべてのステップが解析されます。 |
重要:
- 収束の問題 / モデリングエラーが発生した場合、次のステップに進みます（ソフトウェアを停止しない）。
ステップが解析されていない、または不適切に解析されたシナリオ
解析プロセスの終了時点で、完全に処理されたシナリオ内に解析されていないステップ（モデリングエラー）や不適切に解析されたステップ（収束が遅い）が残っている場合があります。
その場合は、下の表に示すように、このようなステップの解析プロセスを再開することができます。
| “再処理”する対象 | Continueコマンドをアクティブにした後の操作 |
|---|---|
| 収束しなかった1つのステップ |
オプション Repeat on one step which has not convergedを選択し、不適切に解析されたステップの表でステップを選択します。 |
| 収束しなかったすべてのステップ |
オプション Repeat on the steps which have not converged …を選択します。 |
| “再処理”する対象 | 次の操作 |
|---|---|
|
解析されなかったステップ （モデリングエラー*） |
問題の記述を再検討します。 |
注: * ほとんどのモデリングエラーは、コマンドCheck
geometry/Check meshおよびCheck
physicsによって検出されます。一方で、これらの検証はプロジェクトの初期記述に対して実行されます。時間が経って特定の値が不適切になると、プロセスが停止します。ユーザーがエラーソースを修正する必要があります。