領域上の鉄損計算の結果

計算結果

領域上の鉄損の計算では、以下の結果が算出されます。



曲線

“CURVE_LOSS_REGION_i”曲線が自動的に表示され、ツリーのPostprocessing > Curve > 2D curve (I/O Parameter)領域に格納されます。

これは、時間に対する領域上の瞬時損失を表します。

結果

結果は、データツリーのPostprocessing > Result > Iron losses Result領域に自動的に表示されます。

結果には以下が含まれます:
  • 領域上の一定期間の平均損失(W)
  • 領域上の鉄損エネルギー(J)
  • 周期性の誤差(:%)

空間量

“DVOL_ENERGY_LOSS_i”および“DVOL_LOSS_MEAN_ i”という空間量が、データツリーのParameter/Quantity > Spatial quantity領域に格納されます。

空間量は以下に対応します:
  • 平均損失密度“DVOL_LOSS_MEAN_i”
  • 損失エネルギー密度“DVOL_ENERGY_LOSS_i”

損失密度の表示(等値)

前述の空間量をカラーシェードグラフィック(等値)で表示することができます。

このためには:
  • Graphic メニューで:

    Isovaluesをポイントして、Newをクリックします。

  • ボックスで:
    • サポート(鉄損の計算対象とする積層領域)を選択します。
    • 空間量領域で、式エディターを開きます(f()をクリック)。
  • Editor of formula and spatial quantitiesボックス / Userタブで、以下の空間量のいずれかを選択します:
    • DVOL_LOSS_MEAN_i
    • DVOL_ENERGY_LOSS_i
  • OKをクリックして確定します。

選択されたサポートについて等値が計算され、グラフィックウィンドウに表示されます。