/INTER/TYPE22

ブロックフォーマットのキーワード このインターフェースはデカルト座標を用いたカットセル法を使用し、Lagrangianサーフェスと流体領域の間の流体-構造連成相互作用(FSI)をモデル化します。

重要: このインターフェースは現時点ではベータリリース状態であり、開発が継続されています。
このインターフェースはLagrangianサーフェスと流体領域の間のFSIについて、デカルト座標を用いたカットセル法を定義します。このカップリングインターフェースは着水の適用例のために設計され、現時点ではスムーズな構造Lagrangianサーフェスを必要としています。ペナルティベースの /INTER/TYPE18 FSI接触とは異なり、このインターフェースに使用されるカット法は、定義すべき数値パラメータを有しません。並列処理はSMPを介してのみサポートされており、SMPDはサポートされていません。


図 1.

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/INTER/TYPE22/inter_ID/unit_ID
inter_title
grbric_ID surf_ID                
空白

定義

フィールド 内容 SI単位の例
inter_ID インターフェースの識別子

(整数、最大10桁)

 
unit_ID 単位の識別子(オプション)

(整数、最大10桁)

 
inter_title インターフェースのタイトル

(文字、最大100文字)

 
grbric_ID 流体領域グループの識別子

(整数)

 
surf_ID Lagrangeサーフェスの識別子 3

(整数)

 

コメント

  1. このカップリングインターフェースは、流体領域に有限体積法を用います。
  2. 境界条件はスライディング壁として自動的に定義されます。
  3. 節点出力は関連しないようになるため、代わって要素出力が使用されなければなりません。

    /ANIM/BRICK/VEL, /ANIM/BRICK/FIN, /ANIM/BRICK/MOM ρ U MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqGqFfpeea0xe9vq=Jb9 vqpeea0xd9q8qiYRWxGi6xij=hbba9q8aq0=yq=He9q8qiLsFr0=vr 0=vr0db8meaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacqaHbpGCca WHvbaaaa@3A06@ )または/H3D/SOLID/VEL/H3D/SOLID/FINh3d出力ファイルを用いたセル重心における/H3D/SOLID/MOMおよび/H3D/SOLID/VECT/VELをご参照ください。

  4. Lagrangianサーフェスは十分スムーズでなければなりません。
  5. 現時点での制限事項:
    • 8節点ソリッド要素(/BRICK)のみがEULERメッシュに使用できます
    • SPMDには1つの領域のみが使用できます
    • 流体材料は、LAW3、LAW4、LAW6、LAW37およびLAW51に限られます
    • 粘度は使用できないため、 λ , v , q a , q b MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqGqFfpeea0xe9vq=Jb9 vqpeea0xd9q8qiYRWxGi6xij=hbba9q8aq0=yq=He9q8qiLsFr0=vr 0=vr0db8meaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacqaH7oaBca GGSaGaamODaiaacYcacaWGXbWaaSbaaSqaaiaadggaaeqaaOGaaiil aiaadghadaWgaaWcbaGaamOyaaqabaaaaa@4042@ は0.0に設定する必要があります
    • 流入と流出は現時点では使用できません
    • 自由サーフェスの拡散を減らすためのMUSCLスキームは使用できません
  6. 流体(/ALE/EULER)時間ステップは、Engineキーワード/DT/ALEを使用して制御できます。