/MON
Engineキーワード プロセッサー毎に消費されるCPU時間の推定値を提供します。
フォーマット
/MON/Keyword2
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
Keyword2 | アクティブ化フラグ:
プロセス毎に以下の情報が書き込まれます。
|
コメント
- シミュレーションの終了時点で、Radiossプロセス毎のCPU時間(秒単位)詳細の推定値が標準出力と出力ファイルに書き込まれます。
- SPMDの場合は、通信時間(メッセージ交換+待ち時間)に関する追加情報がプロセス毎に提供されます。
- PROC
- コア番号
- FORCES
- 要素力とインターフェースの交換
- RBY FOR
- 剛体力の交換
- RBY VEL
- 剛体速度の更新
- VELOCITIES
- 要素速度の更新
- TOTAL
- 過去のすべての通信の合計
- % CPU
- 総CPUに対する過去の通信の割合
- MADYMO連成の場合は、以下の情報がプロセス毎に追加されます。:
MADYMO: MADYMOで消費される時間
- アダプティブメッシングの場合は、特定のタスクに関する追加情報がプロセス毎に提供されます。
- PROC
- コア番号
- CRITER
- 調整基準の計算+調整とフィールドのマッピング
- ADAPT FOR
- 最大レベルの節点から実際のメッシュへのアップロード接触力
- ADAPT VEL
- 実際のメッシュから最高レベルの節点へのダウンロード速度
- “Cumulative CPU Time Summary”セクションでは、コードの主要部分がすべてのRadiossプロセスで費やした累積CPU時間およびその時間が総CPU時間に対して占める比率が報告されます。
- “Memory Usage Statistics”セクションでは、使用された総メモリのほか、プロセス毎の最大値、最小値、および平均値が報告されます。
- “Disk Usage Statistics”セクションでは、出力とリスタートファイルで占有したディスクスペースを含め、使用された総ディスクスペースが報告されます。
- 実行の総経過時間に加えて、総CPU時間と経過時間に基づく高速化の推定値が標準出力と出力ファイル書き込まれます。
- /MON/ONがアクティブの場合は、/PRINTを指定すると、現在の経過時間と残りの経過時間に関する情報が提供されます。