実行オプション

OptiStructRadioss最適化入力ファイル<name>.radoptを実行するには、–radopt実行オプションを使用します。これにより、OptiStructは同じ作業ディレクトリ内でRadioss StarterおよびEngineファイルを探します。

Use Solver GUI

入力ファイルとして<name>.radoptを設定し、オプションとして"-radopt」を使用します。
OptiStructによって用いられるSMPコアの数を指定するには、-ntオプションを使用します。Radiossの場合、-rnt-rnpを使って指定します。これは、Radiossシミュレーション実行時の-npおよび-ntオプションと同じです。
ソルバースクリプトを使用する場合(Linuxマシン)
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/scripts/optistruct <name>.radopt -radopt
OptiStructソルバースクリプトを使用する場合(Windowsマシン)
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/scripts/optistruct.bat <name>.radopt -radopt
Radiossソルバースクリプトを使用する場合(Windowsマシン)
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/scripts/radioss.bat <name>.radopt -radopt
実行モジュールへの直接コールを使用する場合(Linuxマシン)
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/optistruct/bin/linux64/<optistruct_executable> <name>.radopt -radopt
実行モジュールへの直接コールを使用する場合(Windowsマシン)
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/optistruct/bin/win64/<optistruct_executable> <name>.radopt -radopt

StarterおよびEngineファイル(<name>_0000.radおよび<name>_0001.rad)が、<name>.radoptと同じディレクトリに置かれている必要があります。

/DTPLMMOCID=1を使用するMMO(Multi-Model Optimization:マルチモデル最適化)の場合、以下に示すコマンドで実行します。
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/optistruct/bin/win64/<optistruct_executable> -mmo <name>.fem

例:

最適化では2つの荷重ケースが考慮される必要があります。そのうえで、各荷重ケースについてはRadioss最適化ファイル <name>.radoptを作成し、MMOの定義には、下に示すように .femファイル(この例では mmo_topo.fem)を作成します。下記でMMOを実行します:
[optistruct@host~]$ $ALTAIR_HOME/hwsolvers/optistruct/bin/win64/<optistruct_executable> -mmo –mpi –np 3 –rnt 2  mmo_topo.fem

dtpl_example_mmo_topo
図 2.