2Dイメージプレーンのアラインメント(位置調整)

Alignmentタブでは、イメージプレーンに対して、モデルの位置調整をすることが可能です。できる限り入力メディアに近づいて見えるよう、複数ポイントの位置調整入力スキームを使ってモデルのサイズを調整 / スケーリングし、適切なビューに方向付けします。
重要: 静止画 / 動画のモデルに対するスケーリング、方向付け、および投影についてのポイント入力スキームを定義するには、少なくとも7つのポイントペアが必要です。
  1. 2D Image Planeパネルで、Alignmentサブタブをクリックします。
  2. IN入力コレクターをクリックしてアクティブにします。
  3. イメージプレーンのビューイングエリア内で、イメージ上のポイントを1つ選択します。
  4. N1入力コレクターをクリックしてアクティブにします。
  5. モデリングウィンドウで、モデル上の対応するポイントを選択します。
    位置調整整列とスケーリングを最適なものにするには、画像上のポイントとモデル上の対応する節点が可能な限り近い距離にあり、かつ精確でなければなりません。
  6. 選択されたポイントをリストに追加するには、Addをクリックします。
  7. 必須: 最低7つのペアに達するまで、ポイントペアの追加を続けます。
    7個のポイント / 節点ペアがピックされると直に、Errorの計測値がAlignボタンの上に表示されます。この計測値は、ペアが追加される度に更新されます。エラー計測値の増大は、最後にピックされたペアが理想的ではないことを意味し、別のペアを選択することが推奨されます。
    注: エラーの単位はピクセルで、画像 / ビデオの解像度に相対しています。すなわち、エラー値が同じである場合、解像度の高い画像のほうが、低い画像よりも調整は良好です。
    ヒント: 奥行きのレベルが異なる2つのポイントを選択することが推奨されます。奥行きが異なるポイントをさらに追加すると、より良い調整結果が得られます。また、画像 / ビデオの中央部にあるポイントは通常、境界に近いポイントよりも望ましいとされます。グラフィカルマニピュレータの助けにより、位置を調整することが可能です。
    ポイント選択は、アクティブなモデルについてのみ、許されます。オーバーレイされたモデルが含まれている際、選択されたポイントが2つの異なるモデルからということがあり得ます。そのような場合、アクティブなモデルに関連付けされているポイントはそれ以前と同じに留まりますが、非アクティブなモデルに関連付けされているポイントはリスト内で赤く表示されます。
    制約事項: “赤色で示された”ポイントが存在する限り、Addボタンは無効となります。Alignボタンを押しても、エラーメッセージが示される以外、何も起こりません。
    非アクティブなモデルを削除すると、無効な(“赤色で示された”)ポイントを消去することができます。あるいは、無効な各ポイントを定義し直して有効にする方法もあります。
    注: アクティブなモデルに属していないポイントが選択されることは通常、アクティブモデルの変更、スタイルの適用または調整操作の最中にモデル / ウィンドウ / ページをオーバーレイしたことによって生じます。
  8. オプション: 選択されたポイントをリストから削除するには、Deleteをクリックします。
  9. Alignをクリックし、選択された2次元オプションでイメージプレーンをスケーリングします。
    警告: 現在選択されているポイントのエラー値が75を上回る場合、エラーメッセージが表示され、それでも先に進みたいかどうか尋ねられます。Yesと答えた場合、エラー値とは関係なく調整が実行されます。そうでない場合、ビューはそれまでと同じに留まります。
    プレーンはモデリングウィンドウに埋め込まれます。さらに、新しいビューがResultsブラウザ内のViewsエンティティフォルダーに作成されます。
    ヒント: ResultsブラウザのViewsセクションとエンティティエディターは、様々なイメージプレーンのビュー設定の変更に使用することも可能です。