メジャーのTemplex式

HyperViewでのメジャーのTemplex式について理解を深めます。

式の評価

以下の方法を用いることができます:
  • TCLコンソール
  • HyperView注釈
  • TextView

グループ化されていないメジャーのTemplex式

以下の式は、item_indexで指定されたメジャーアイテムについて、デフォルトのxベクトルを返します。
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . item_index . x_option . y_option . "x"

例えば、p1w1measure3.7.0.3.xは、メジャーグループ3内のアイテム7についてxベクトル(この場合は時刻)を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure ID = 3

Item Index = 7

X Option = 0 (デフォルト)

Y Option = 3 (例えば、Distance Betweenメジャーの大きさ)

また、以下の式はitem_indexによって指定されたメジャーアイテムについてy_optionで指定されたyベクトルを返します。

"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . item_index . x_option . y_option . "y"

例えば、p1w1measure3.7.0.3.yは、すべてのタイムステップを通して、メジャーグループ3内のアイテム7の大きさの値を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure ID = 3

Item Index = 7

X Option = 0 (デフォルト)

Y Option = 3 (例えば、Distance Betweenメジャーの大きさ)

注: x_optionは常にゼロでなければなりません。

グループ化されたメジャーのTemplex式

以下の式は、1つのメジャーグループ内のすべてのアイテムについて、x_optionで指定されたxベクトルを返します。
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . "all" . x_option . y_option . "x"

例えば、p1w1measure3.all.2.3.xは、ある特定のタイムステップにおけるメジャーグループ3内のすべてのアイテムのY座標値を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure ID = 3

X Option = 2 (Y座標)

Y Option = 3 (大きさ)

また、以下の式は、1つのメジャーグループ内のすべてのアイテムについて、y_optionで指定されたyベクトルを返します。

"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . "all" . x_option . y_option . "y"

例えば、p1w1measure3.all.2.3.yは、ある特定のタイムステップにおけるメジャーグループ3内のすべてのアイテムの大きさの値を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure ID = 3

X Option = 2 (Y座標)

Y Option = 3 (大きさ)

注: この例では、キーワード"all"は返された値はメジャーグループ内のすべての項目についてであることを示すため、アイテムのインデックス用に使われています。

特定のタイムステップにおけるメジャー値

以下の式は、特定のタイムステップにおける、item_idxで指定されたメジャーアイテムのすべての値を返します。

"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . item_idx . "vals"

例えば、 p1w1measure3.2.valsはは、メジャーグループ3内のメジャーアイテム2の値(例えば、Distance BetweenメジャーについてのX、Y、ZおよびMagnitude、またはPositionメジャーについてのX、Y、Z)を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure ID = 3

Item Index = 2

Min値

以下の式は、指定のxおよびyオプションについて、すべてのタイムステップおよびメジャー項目にまたがった最小の値(minimum)を返します。
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . x_option_idx . y_option_idx . "min"

Max値

以下の式は、指定のxおよびyオプションについて、すべてのタイムステップおよびメジャー項目にまたがった最大の値(maximum)を返します。
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . x_option_idx . y_option_idx . "max"

Extreme値

以下の式は、指定のxおよびyオプションについて、すべてのタイムステップおよびメジャー項目にまたがった最大の絶対値(extreme)を返します。
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . x_option_idx . y_option_idx . "extreme"

例えば、p1w1measure3.0.3.minは、すべてのメジャーアイテムおよびタイムステップにまたがった大きさの最小値、この値が得られた時刻 / 周波数、およびこの値が得られたタイムステップ積層順フレームを返します。同様に、maxは最大値、extremeは最大の絶対値を返します。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure Group = 3

X Option = 0

Y Option = 3

メジャーグループのID

以下の式は、measure_idによって指定されたメジャーグループ内のすべてのIDを返すために使用されます:

"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . "ids"

例えば、p1w1measure3.idsは、メジャーグループ3内のすべてのメジャーアイテムのIDを返すために使用されます。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure Group = 3

メジャーグループのラベル

以下の式は、measure_idによって指定されたメジャーグループのラベルを返すために使用されます:
"p" <page_id> "w" <window_id> "measure" <measure_id> . "label"

例えば、p1w1measure3.labelは、メジャーグループ3のラベルを返すために使用されます。

ここで:

Page ID = 1

Window ID = 1

Measure Group = 3

メジャーのオプション

以下の一覧には、HyperViewで現在使用可能なメジャーのオプションについての式が含まれています:

Distance Between、Incremental DistanceおよびRelative Displacement
Val X Option Y Option
0 デフォルト(時刻、周波数) X Coordinate
1 X Coordinate Y Coordinate
2 Y Coordinate Z Coordinate
3 Z Coordinate Magnitude
4 Entity ID -
5 Distance -
Position
Val X Option Y Option
0 デフォルト(時刻、周波数) X Coordinate
1 X Coordinate Y Coordinate
2 Y Coordinate Z Coordinate
3 Z Coordinate -
4 Entity ID -
5 Distance -
Angle Between、Incremental AngleおよびRelative Angle
Val X Option Y Option
0 デフォルト(時刻、周波数) X Projection
1 X Coordinate Y Projection
2 Y Coordinate Z Projection
3 Z Coordinate True Angle
4 Entity ID -
5 Distance -
Yaw Pitch Roll
Val X Option Y Option
0 デフォルト(時刻、周波数) Yaw
1 X Coordinate Pitch
2 Y Coordinate Roll
3 Z Coordinate -
4 Entity ID -
5 Distance -
Node Path、Nodal Contour、Elemental ContourおよびComponent Contour
Val X Option Y Option
0 デフォルト(時刻、周波数) 単数層プロットの場合は値。

トップ / ボトムプロットの場合はボトム値。

1 X Coordinate トップ / ボトムプロットの場合はトップ値。
1mn(101, 102, etc.) - 単数層プロットの場合は値。

トップ / ボトムプロットの場合はボトムコーナー値。ここで、mnはコーナー節点のID番号。

2 Y Coordinate -
2mn(101, 102, etc.) - トップ / ボトムプロットの場合はトップコーナー値。ここで、mnはコーナー節点のID番号。
3 Z Coordinate -
4 Entity ID -
5 Distance -

無効な式は“N/A”を返します。