式のオーサリング

Expression Builderは、Result Math XMLコマンドのオーサリングに、Templexに似たシンタックスを使用します。



図 1.
現バージョンでは、“インラインデータタイプ”のオーサリングのみに限定されており、式のテキストは<datatype>コマンドと、値の生成に必要な結果の<call>シーケンスを生成します。現時点では、再使用可能な<expression>コマンドのオーサリングはサポートされていません。Expression Builderのシンタックスについて重要なポイントは以下のとおり:
  • 式は1つの行に収まっていなければなりません。複数行に渡る式または再使用可能な<expression> XMLコマンドは、将来追加される予定です。
  • 式は“裏表に”評価されます。すなわち、一番内側の式が評価され、その結果が外側の式に与えられます。例:ScaleParticipation( ExtractParticipation( ("Fluid 90013205"/ BCElemToNode( Area(LC0F1.elements,LC0F1.coordinates) , LC0F1.elements, avg)), SumParticipation("Fluid 90013205",90013205 ), XYZ, Proj) , 1.0)
  • 定数を示すには、スペース区切りのリテラル文字列を使用します:Myfunction(V1,”1 0 0”).
  • ネストされた式を定義するには、括弧を使用します:((T1+T2) – (T1-T2))/2.