Hexメッシュの作成
メッシュ作成前に、ソリッドの領域分けを確実に行い、1方向または3方向にマップが可能な状態にすることが必要になります。マッピング可能なソリッドへの領域分けを参照してください。
また、3Dソリッドマップメッシュへと外挿するのに使用される2Dメッシュが存在していることを確認してください。
- ”Line Drag”サブパネルを使用する場合は、2Dメッシュを選択し、続いてラインをモデル形状から選択することでマッピング方向を指定します。
- ”Linear Solid”サブパネルは、2つの既存の2Dメッシュを選択し、それらを外挿して3次元メッシュに結合します。
- ”Ends Only”サブパネルは、2つの相対するサーフェスと1つの2Dメッシュを選択し、それらサーフェス間にメッシュを外挿します。
エンティティセレクターのうちの1つを(none)にセットすることにより、マップ元、マップ先または誘導形状を省くことが可能です。これらの選択のうち1つのみが(none)に設定でき、残りの2つは、ボリュームの定義に必要となります。
HyperWorksは、ステータスバーにソリッドマップメッシングの進行状況を表示します。完了すると、HyperWorksによってメッシュ品質が表示されます。レポートされる要素の品質を表す値は、メッシュ内におけるヤコビアン比の最低値です。ヤコビアン比の値幅は0.0から1.0(最も良い)です。要素のヤコビアン比は、同じコンフィグレーションの理想的要素のヤコビアンに対する比率で表されます。