1つのマッピング可能なソリッドボリュームから新しい3次元メッシュを新規に作成します。
メッシュ作成前に、ソリッドの領域分けを確実に行い、1方向または3方向にマップが可能な状態にすることが必要になります。マッピング可能なソリッドへの領域分けを参照してください。
また、3Dソリッドマップメッシュへと外挿するのに使用される2Dメッシュが存在していることを確認してください。”One Solids”サブパネルからメッシュを作成する場合、ユーザーが選択したソリッドが既にマッピング可能である限り、ソリッド上に直接3Dメッシュを自動的に作成されます。
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メッシュリボンから ヘキサツールをクリックします。
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One Volumeサブパネルを選択します。
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”volume to mesh”に、メッシュを作成するソリッド / サーフェスを選択します。
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メッシュのマッピング方向を指定します。
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”source hint”で開始サーフェスを選択します。
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”dest hint”で終了サーフェスを選択します。
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”source shells”で、ソリッドメッシュの結果出力の作成時に使用する要素タイプを選択します。
これは、ソリッドの初期サーフェス上の2Dメッシュを定義し、ソリッドをメッシングする際の出力要素タイプを指定します。
- ヘキサおよびペンタ要素を使用する場合、mixedを選択します。
- ヘキサ要素を作成する場合、quadを選択します。
- ペンタ要素のみ(R-triasの場合は直角五角形)を作成する場合、triasまたはR-triasを選択します。
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新しく作成された要素をどのコンポーネントに置くかを選択します。
- ソリッドとそのサーフェスを含むコンポーネントと同じコンポーネントに要素を保存する場合、elems to solid/surf compを選択します。
- カレントのコンポーネントに新しい要素を保存する場合は、elems to current compを選択します。
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結果のソリッドのフェイス上の要素をスムージングし、メッシュの品質を上げるには、smooth destチェックボックスを選択します。
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”along”パラメータは、ソリッドマップ時に必要なパラメータを設定します。
これは、マッピングの奥行き方向の要素数を決定します。密度が"0"に設定されている場合、要素サイズ / 密度は、マッピング元の要素(elems to drag)の平均要素サイズを基に計算されます。
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”along bias style”には、節点作成時に使用されるバイアシングタイプを選択します
このバイアシングスタイルは、バイアシング度(intensity)と共に機能します。”intensity”が0に設定されている場合、バイアシングは適用されません。
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”intensity”欄には、バイアシング強度を入力します。
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meshをクリックします。
HyperWorksは、ステータスバーにソリッドマップメッシングの進行状況を表示します。完了すると、HyperWorksによってメッシュ品質が表示されます。レポートされる要素の品質を表す値は、メッシュ内におけるヤコビアン比の最低値です。ヤコビアン比の値幅は0.0から1.0(最も良い)です。要素のヤコビアン比は、同じコンフィグレーションの理想的要素のヤコビアンに対する比率で表されます。