FDTDの周波数設定

FDTDソルバーの使用時は、時間間隔に関するいくつかの設定を使用できます。

Automatically determine the time interval to be considered
このオプションを選択すると、構成給電源で使用される時間信号、計算領域のサイズ、および材料特性に基づいて、時間間隔1が自動的に決定されます。時間信号が領域を通過するのに要する伝搬時間が推定されます。
Specify the time interval in number of periods
このオプションを選択すると、最大時間間隔と最小時間間隔の両方または一方を指定できます(正弦波周期単位)。周期は 1 f c e n t r e として定義されます。ここで、 f c e n t r e は、要求された帯域内の高域周波数と低域周波数の間の平均です。
Specify time interval in seconds
このオプションを選択すると、絶対値としての最大時間間隔と最小時間間隔の両方または一方を指定できます(秒単位)。
Specify convergence threshold
Specify convergence thresholdチェックボックスを選択して、 FDTDシミュレーションの収束しきい値を指定します。たとえば、-100 dBというしきい値を指定するには、1e-5という値を入力します。しきい値に達したときに、シミュレーション時間が最小シミュレーション時間以上であれば、シミュレーションは終了します。
1 時間間隔とは、モデルがシミュレートされる時間の長さです。