ポート

ポートとは、エネルギーがモデルに入ったり（給電源）出ていったり（シンク）することができる場所を数学的に表現したものです。ポートを使用して、モデルに給電源や個別の負荷を追加します。

モデルに対して正しいポートを使用することで、必要なリソースを削減し、さらに正確な結果を得ることができます。

一般的に、ポートは形状アイテム上に作成され、これらのポートには形状のインスタンスのみが含まれます。形状パート（ポートを含む）がメッシングされると、メッシュポートのインスタンスが自動的に作成されます。メッシュが切り離されると、ポートのメッシュインスタンスがモデルツリーに表示されます。

ポートは切り離されたメッシュ上に直接作成できますが、このオプションを使用するのは、インポートされたメッシュに対してか、形状が使用できなくなった場合のみです。

モデルツリー（Constructタブ）に、ポートの形状およびメッシュインスタンスが表示されます。

Figure 1. （1）メッシング済みの形状パートとその形状ポートインスタンス（緑色のポートアイコン）、および（2）シミュレーションメッシュとメッシュポートインスタンス（青色のポートアイコン）を持つメッシュパートの例。