電流源の追加

有限要素法FEM)で解析される誘電体領域内のラインポートに電流源を適用して、印加電流源をリアライズします。

Note: 印加電流源の固有の制限として、半径は考慮されません。界はフィラメント付近で特異となり、給電源の入力インピーダンスの計算精度に影響します。
  1. Source/LoadタブのSources on Portsグループで、 Current Sourceアイコンをクリックします。


    Figure 1. Add current sourceダイアログ。
  2. Port欄のドロップダウンリストから、ポートを選択します。
  3. Magnitude (A)欄で、電流の大きさをアンペア単位で指定します。
  4. Phase (degrees) 欄で、電流源の位相を指定します。
  5. Reference impedance欄で、電流源のインピーダンスを指定します。
    Note: 基準インピーダンスは、入力反射係数と得られる利得を計算するときに使用します。この欄を空にすると、デフォルト値に50オームが使用されます。
  6. Label欄に、この電流源の固有のラベルを追加します。
  7. Createボタンをクリックして電流源を作成し、ダイアログを閉じます。