モデラーに対する旧型の2Dプロジェクトと3Dプロジェクトの互換性
概要
モデラーがないバージョン(バージョン12よりも前のバージョン)で生成したFluxプロジェクトをモデラーで扱う方法
旧型の3Dプロジェクト
旧型の3Dプロジェクトにはモデラーとの互換性があります。旧型のプロジェクトを開いた後、モデラーの機能を使用して形状を変更できます。モデラーのコンテキストを開始すると、ACISカーネルとの互換性を確保できるようにプロジェクトの各エンティティが変換されます。既存のボリュームのフェイスとラインのポイントに追加される形で、形状がオブジェクトに変換されます。
したがって、モデラーの機能のうち、オブジェクトのみを操作する機能を使用できます。
- Informations on entities:トポロジが変化せずに一定であれば、元のプロジェクトにあるエンティティのポイント、ライン、フェイス、ボリュームに関する情報(メッシュや領域など)が保持されます。
- Infinite box:モデラーを開始するときに、プロジェクトの無限ボックスが(保持はされますが)無視されます。したがって、それが存在することがわかりません。モデラーのコンテキストを終了すると、デバイスを囲む空気ボリュームが変化しないように無限ボックスが再構築されます。
- Separation of volumes:N個のボリュームで構成するオブジェクトをN個のオブジェクトに分解できます。これにより、これらN個のオブジェクトを別々に操作できます。この場合にセルを分離すると、Fluxとの互換性を保持するには、モデラーのコンテキストを終了する前にすべてを組み立て直す必要があります。
ボリュームのみを分離することもできます。
この機能にアクセスする手順は次のとおりです:
- メニューから:
- アイコンから:
2Dプロジェクトのインポート
モデラーを使用していなければ、Fluxで2Dプロジェクトをインポートして、3Dデバイスにフェイスを押し出すことができます。モデラーのコンテキストを開始するときに、特定の平面にある2D形状はスケッチエンティティに変換されます。このスケッチエンティティを使用すると、モデラーの押し出し機能によって3D形状を取得できます。
スケッチャーのコンテキストで、2Dプロジェクトのインポートを直接実行することもできます。
モデラーから利用できるスケッチャーツールを使用してスケッチを編集することもできます(Fluxモデラー: 2Dプロファイルからの3D構築をご参照ください)。