Fluxモデラーとは
概要
モデラーは、直感的で強力な機能を使用して、CAD形状を迅速かつ容易に記述するツールです。Fluxモデラーは専用のCADツールにはかないませんが、非常にすばらしいツールです。堅牢だが面倒であった前の方法とは異なり、形状の記述のための簡単で人間工学に基づいた方法をユーザーに提供します。
このモデラーではCADのインポートと修正において重要な機能も提供されており、これによってアルゴリズムの既存のインポートが再考され、品質が改善されています。
モデラーの有無
ここでは、モデラー(標準的な形状コンテキストのツールを含む)の有無による、形状の記述方法の大きな変化を示すための簡単な例(ブロックの構築)を示します。
モデラーなし | モデラーあり | ||
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ステップ1 | ポイント1の作成 | ステップ1 |
ブロックの作成 生成されるエンティティで迅速に以下が取得されます:
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ステップ2 | ポイント2の作成 | ||
ステップ3 | ポイント3の作成 | ||
ステップ4 | ポイント4の作成 | ||
ステップ5 | ポイント5の作成 | ||
ステップ6 | ポイント6の作成 | ||
ステップ7 | ポイント7の作成 | ||
ステップ8 | ポイント8の作成 | ||
ステップ9 | P1とP2間のライン1の作成 | ||
ステップ10 | P2とP3間のライン2の作成 | ||
ステップ11 | P3とP4間のライン3の作成 | ||
ステップ12 | P4とP1間のライン4の作成 | ||
ステップ13 | P5とP6間のライン5の作成 | ||
ステップ14 | P6とP7間のライン6の作成 | ||
ステップ15 | P7とP8間のライン7の作成 | ||
ステップ16 | P8とP5間のライン8の作成 | ||
ステップ17 | P1とP5間のライン9の作成 | ||
ステップ18 | P2とP6間のライン10の作成 | ||
ステップ19 | P3とP7間のライン11の作成 | ||
ステップ20 | P4とP8間のライン12の作成 | ||
ステップ21 | フェイスの構築 | ||
ステップ22 | ボリュームの構築 | ||
22のユーザーアクション | ユーザーアクションは1つのみ |
技術的ソリューション
Fluxモデラーは、Dassault SystemesグループのSPATIAL Technologyによって開発された形状カーネルACIS 3Dに基づいています。モデラーの機能では、ACISのAPIを使用しています。ACISデータベースとFluxデータベースを永続的に同期させることにより、ライフサイクルとモデラーで行われたアクションの構成ツリーを確保できます。