等方性 / 異方性軟質磁性材料: スプライン飽和曲線

プレゼンテーション

このモデルは、BとHの実験値から等方性材料の非線形B(H)依存性を定義します。

このモデルを使用したB(H)曲線の定義は、解析モデルを使用した定義よりやや長くなりますが、実験曲線をより正確にモデル化できます。

数学モデル

このモデルは、次のように構成されます:

  • BとHの実験値の入力
  • スプライン関数による補間

B(H)曲線の形状は次のとおりです。

ソフトウェアに関する助言

スプライン飽和曲線に存在する屈曲点は1つのみにする必要があります。

磁気飽和に達する可能性がある磁界強度が高い状態でデバイスが動作する場合、またはそれとは逆に磁界強度が低い条件下で作業する場合は、B(H)曲線の原点の近くにある屈曲点は考慮しないようにします。

異方性材料

異方性材料の場合、この線形モデルは3つの直線から成る1つのグループで構成されます。

このモデルは以下の条件で考慮されます:

  • 2Dアプリケーション(2D平面領域):Magneto Static / Transient magnetic
  • 領域: 磁性非導電性、ソリッド導体