磁気-熱連成シミュレーション:警告
警告
この関数の新規性を考慮して、警告のリストを以下に示します:
番号 | 注意 |
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1 | 計算が局所的な場合は、電磁気問題と熱問題の形状を正確に同一にする必要があります。 |
2 | Flux PEECで報告される上記の警告は、磁気-熱連成シミュレーションでは形状チューブ定義を使用した一方向導体を使用できないことを示しています。実際、このような幾何学的表現をFlux 3Dでは考慮できません。 |
3 | 連成シミュレーションでのデータ交換はメッシュに基づいているので、3Dの非メッシュ化コイルと2Dと3Dのより線導体コイルは連成シミュレーションで管理されません。使用できるのはソリッド導体タイプのコイルのみです。 |
4 |
同じプロジェクトで2回目またはn回目の連成シミュレーションを開始する場合は、以下の再初期化が必要です:
実際、これらのエンティティは、最後の連成シミュレーションで最後に得られた値で構成されています。この初期化には、«reinitializing the cosimulation»コマンドと«reset spatial quantity to default value»コマンドを使用できます。 |
5 | 一方のソフトウェアからエクスポートするデータの名前は、他方のソフトウェアからインポートするデータの名前と同じにする必要があります。 |
6 | Transient magneticとTransient thermalとの連成シミュレーションでは鉄損が考慮されません(同期したデータ交換)。 |
7 | Transient magneticとTransient thermalとの連成では、一方のソフトウェアでの時間ステップを、他方のソフトウェアでの時間ステップの倍数にする必要があります。また、データ交換と次のデータ交換の間のステップ数よりもステップ数が多いプロジェクトでは、データ交換の間のステップ数を適切に通知する必要があります。 |
8 | 過渡(定常状態であるかどうかは問いません)では、位置単位ではなく時間単位で解析が実行されます。 |
9 | エンティティによっては変更できないものがあります(マルチポイントサポート、連成シミュレーション)。 |
10 | Steady State Transient Magneticでは、変化しない一定の時間ステップ(適応型ではないステップ)で解析シナリオを定義する必要があります。 |
11 |
電磁気側の形状と熱側の形状が同じ場合は、メッシュまたは2つのソフトウェア間の幾何学的精度の違いによって、解析対象ドメインの外部にマルチポイントサポートのポイントが生成されることがあります(たとえば、円弧上のメッシュが原因で生成されます)。この問題を回避する方法を以下に示します:
留意事項: “Checking multipoint support location”コマンドを使用すると、解析対象領域の外部にあるポイントの座標リストを生成できます。 |