OS-E:0100 片持ち梁の非線形解析

大きな変形を受ける片持ち梁が、OptiStructを用いて2次元シェル要素と3次元ソリッド要素とで比較されます。



図 1. FE Model

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

BEAM-LGDISP.fem

モデル概要

梁の断面は、解析的ソリューションの想定と比較するために理想化された断面としてモデル化されています。

荷重は要素断面の重心を介して付与されるものと仮定します(中立軸)。このモデルはまた、比較目的のみのために2次元シェルおよび3次元ヘキサビームを擁しています。目的は、図 1に示すとおり、Z軸方向に100 lb*inのモーメント荷重がかかった片持ち梁の変位の最大値を見出すことです。

線形材料プロパティは:
ヤング率
30E6 MPa
ポアソン比
0.3

結果



図 2. 変形
片持ち梁の変形のプロットを図 3に示します。非線形大変位解析で解かれる片持ち梁の挙動には様々な梁のタイプ(1次元ビーム、2次元シェル、3次元ソリッド)た見られます。


図 3. 変位のコンター