/ACCEL

ブロックフォーマットのキーワード 節点およびスキューシステムを使用して加速度計を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/ACCEL/accel_ID/unit_ID
accel_title
node_ID Skew_ID   Fcut          

定義

フィールド 内容 SI 単位の例
accel_ID 加速度計の識別子

(整数、最大10桁)

 
unit_ID 単位識別子

(整数、最大10桁)

 
accel_title 加速度計のタイトル

(文字、最大100文字)

 
node_ID 節点識別子

(整数)

 
Skew_ID スキューの識別子

(整数)

 
Fcut カットオフ周波数

(実数)

[Hz]

コメント

  1. 加速度オプションは、スキューシステムでフィルター加速度を計算します。
  2. 加速度計から得られるこれらのフィルター加速度は、センサーオプションまたは加速度時刻歴のポスト処理で使用されます。これによってエイリアシングの問題が発生することはありません。
  3. 4ポールButterworthフィルターが使用されます。
  4. クラス1000のSAEフィルタリングを得る場合、Fcutの推奨値は1650 Hz (1.65 ms-1)です。
  5. 加速度計は、これらのフィルター加速度に加え、スキューに投影される素の加速度のX、Y、およびZの積分を時刻歴に出力することもできます。センサーではこれらの量は使用されません。
  6. スキューが移動する場合、スキューに投影されるX、Y、およびZの素の加速度の積分は、スキューに投影される速度と同じにはなりません。時刻歴応答をご参照ください。ただし、時刻歴ポストプロセッサを微分する際のこれら積分を使用することで、エイリアスの問題を発生させることもなく、スキューに投影される加速度を取り出すことができます(積分/微分は、4ポールButterworth以外の別のフィルターのような役目を果たします)。