/SECT/PARAL
ブロックフォーマットのキーワード 平行四辺形断面を使用して、平行四辺形で定義した断面の力とモーメントを出力します。
断面を定義する節点と要素は、要素のグループと平行四辺形を交差することによって自動的に選択されます。
フォーマット
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/SECT/PARAL/sect_ID/unit_ID | |||||||||
sect_title | |||||||||
node_ID1 | node_ID2 | node_ID3 | ISAVE | ||||||
file_name | |||||||||
grbric_ID | grshel_ID | grtrus_ID | grbeam_ID | grsprg_ID | grtria_ID | Ninter | Iframe |
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int_ID1 | int_ID2 | int_ID3 | int_ID4 | int_ID5 | int_ID6 | int_ID7 | int_ID8 | int_ID9 | int_ID10 |
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XM | YM | ZM | |||||||
XM1 | YM1 | ZM1 | |||||||
XM2 | YM2 | ZM2 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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sect_ID | 断面識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
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sect_title | 断面タイトル (文字、最大100文字) |
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node_ID1 | 断面の局所出力座標系を定義する節点識別子N1。 (整数) |
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node_ID2 | 断面の局所出力座標系を定義する節点識別子N2。 (整数) |
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node_ID3 | 断面の局所出力座標系を定義する節点識別子N3。 (整数) |
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ISAVE | file_nameに断面データを保存するため、またはそこから断面データを読み取るためのフラグ。
(整数) |
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ISAVE =1または2を指定して使用済み断面データを保存するための時間ステップ。 デフォルト値は、シミュレーションの時間ステップ(実数) |
||
指数移動平均フィルター処理の定数(0 <
< 1)。この値が小さいほどフィルタ処理の回数が多くなります。 ISAVE= 100または101を使用して断面に変位を適用する場合にのみ使用します。 推奨値 = 0.62832(ユーザーズガイドのフィルターをご参照ください) デフォルト = フィルター処理なし(実数) |
||
file_name | フラグ出力を含むファイルのルート名。断面ファイルの名前はfile_nameSC01になります。 デフォルト = Runname(Runnameは、EngineファイルRunname_0001.radの接頭辞) (文字、最大100文字) |
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grbric_ID | 3次元ソリッドグループの識別子 (整数) |
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grshel_ID | シェルグループの識別子 (整数) |
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grtrus_ID | トラスグループの識別子 (整数) |
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grbeam_ID | ビームグループの識別子 (整数) |
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grsprg_ID | スプリンググループの識別子 (整数) |
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grtriag_ID | 三角形グループ識別子 (整数) |
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Ninter | インターフェースの数 (整数) |
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Iframe | 断面の力とモーメントの計算で使用する局所座標系の中心を定義するフラグ。 3 断面出力は、次のように中心を定義した局所座標系による値になります:
断面出力は、次のように中心を定義した全体座標系による値になります:
(整数) |
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int_ID1, int_ID2, ..., int_IDn | オプションのインターフェース識別子、Ninter > 0の場合 (整数) |
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XM | MのX座標 (実数) |
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YM | MのY座標 (実数) |
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ZM | MのZ座標 (実数) |
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XM1 | M1のX座標 (実数) |
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YM1 | M1のY座標 (実数) |
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ZM1 | M1のZ座標 (実数) |
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XM2 | M2のX座標 (実数) |
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YM2 | M2のY座標 (実数) |
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ZM2 | M2のZ座標 (実数) |
コメント
- 定義した要素グループが、定義した平行四辺形と交差します。この平行四辺形は、M–M1とM–M2の各ライン(図 1)で定義します。これらの交差した要素の節点のうち、平行四辺形の平面上側(z > 0)にある節点から断面の節点が作成されます。
- 断面の力とモーメントは時刻歴ファイルに保存され、/TH/SECTIOを使用して要求できます。
- 断面の力とモーメント出力の局所座標系は、3つの節点を使用して定義します。この3つの節点は断面の平面上にある節点なので、その位置は断面の移動に伴って更新されます。HyperMeshでCross-Section Assistantを使用して断面を作成すると、この3つの節点が自動的に選択されます。局所座標系は次のように定義します:
- 節点のnode_ID1とnode_ID2は断面の局所X軸を定義します。
- 節点のnode_ID1、node_ID2、node_ID3は断面の局所xy平面を定義します。
- 局所座標系のy軸は、node_ID3を局所座標系のx軸に対して直角に投影することによって定義します。
- これにより、局所座標系のx軸とy軸の交点が、その局所座標系の原点になります。
- 最後に、xy平面に直交する断面法線が局所座標系のz軸になります。
- 断面の中心は、Iframeオプションを使用して再定義できます。詳細についてはユーザーズガイドの力とモーメントの計算をご参照ください。
- カットモデル化法でも断面を使用できます。その場合は、断面の力と変位がフルモデルから保存され、別のカットモデルで適用できます。フルモデルでは、ISAVE =1または2のオプションを使用して断面の情報を保存します。つづいて、カットモデルで同じ断面の節点と要素グループを定義し、ISAVE =100または101を使用して断面の変位をカットモデルに適用します。カットモデルを使用して、フルモデルの各領域を詳しく検討します。
- 推奨:
- Iframe =2または12の定義。断面の重心が中心になります。
- /TH/SECTIOでの時刻歴出力GLOBALとLOCAL。