/ANIM/BRICK/TENS

Engineキーワード 全体座標系における3次元ソリッド要素のテンソルデータ(指定した積分点での値または平均値)を含むアニメーションファイルを生成します。

フォーマット

/ANIM/BRICK/TENS/Keyword4/Keyword5

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Keyword4
STRESS
応力テンソル。
STRAIN
ひずみテンソル。
EPSP
/MAT/LAW24Icpre=2についてのみ使用可能な積分点における塑性ひずみテンソル
 
Keyword5
0または空白
3次元ソリッド要素での平均値
ijk
3次元ソリッド要素の積分点での値
i
r方向の積分点番号
j
s方向の積分点番号
k
t方向の積分点番号
ALL
3次元ソリッド要素の全積分点での値
 

コメント

  1. ひずみテンソルは、/PROP/TYPE14(SOLID)Istrain =1の場合のみ出力されます。ただし、材料則14、材料則24、および29以降の材料則の場合は、Istrainの値にかかわらず出力されます。
  2. Keyword5=0または空白:
    • 応力テンソルは、ソリッド要素定式化にかかわらず、全体座標系で出力されます。
    • ひずみテンソルは全体座標系で出力されます。
    • "SPH出力テンソル"はKeyword4=STRESSで使用可能です。
  3. Keyword5=ijkまたはALL
    • ソリッドの中に積分点ijkが存在しない場合、応力 / ひずみテンソルは0に設定されます。

      例:

      積分点が1つの8節点ソリッドの場合、積分点112の応力 / ひずみテンソルは0に設定されます。積分点111の応力 / ひずみテンソルのみが、0ではない成分を持つことができます。

    • ソリッドの中に積分点ijkが存在する場合、応力 / ひずみテンソルはKeyword5=ijkを用いて出力できます。

      たとえば、1つの8節点ソリッドの場合(積分点2x2x2):

      /ANIM/BRICK/TENS/STRESS/121を使って積分点i=1,j=2,k=1での応力を出力


      図 1.
    • Isolid =15が、/PROP/TYPE20 (TSHELL)/PROP/TYPE21 (TSH_ORTH)、または/PROP/TYPE22 (TSH_COMP)で使用されている場合、シンタックスは次のようになります。

      /ANIM/BRICK/TENS/STRESS/1j1(応力の場合)

      /ANIM/BRICK/TENS/STRAIN/1j1(ひずみの場合)

    • 10 j 200 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaaGymaiaaic dacqGHKjYOcaWGQbGaeyizImQaaGOmaiaaicdacaaIWaaaaa@3DF4@ /PROP/TYPE22 (TSH_COMP)で使用されている場合、シンタックスは次のようになります。

      /ANIM/BRICK/TENS/STRESS/i0k/j

      /ANIM/BRICK/TENS/STRESS/101/jIsolid =15の場合)

      /ANIM/BRICK/TENS/STRAIN/i0k/j

      /ANIM/BRICK/TENS/STRAIN/101/jIsolid =15の場合)