ジョブのサブミット
解析の実行ツールを使用して、解析を設定して実行します。
解析用のジョブをサブミットする前にモデル設定を完了しておく必要があります。目的のプロジェクト名でモデルを新しいフォルダに保存します。Run Optionsのユーザープリファレンスに基づいて、このフォルダで解析が実行されます。
解析パラメータ設定
- プロジェクト名
- ここで指定した名前を接頭辞としたデータデックが作成されます。モデルが保存されたのと同じフォルダに書き出されます。特殊文字の使用を避け、この名前を使用してファイルが作成されます。
- ラム速度
- ラム速度。パンチ(ラムまたはダミーブロックとも呼ばれる)の速度です。
- ビレット予熱
- 非定常解析実行の場合は解析の初期条件として使用され、定常解析の場合は初期推測として使用されます。
- 温度
- 加工対象物とダイスの接触面での熱伝達条件の指定に使用されます。
- コンテナ温度
- コンテナーとビレットの接触面での熱伝達条件の指定に使用されます。
- 合金
- 押出に使用される合金。加工対象物の材料とビレットは、この材料で作成されます。
- ベアリングの最適化
- ベアリング最適化をシミュレーションに含めるには、このボックスを選択します。最適化最大繰り返し数と最適化トレランスを指定して、スピードと精度を制御します。
最適化の詳細は、実行フォルダー内のbearing-optimization-filesフォルダーにあるOptBearingStatistics.csvファイル、および
.out
ファイルのBearing Correctionセクションにあります。 - ベアリング参照サーフェスの使用
- ベアリング参照サーフェスを含めるには、このボックスを選択します。最大チョーク角度を指定して、参照サーフェスにより決定された最大チョーク角度を設定します。
- メッシュサイズ
- 中を推奨します。モデルに細かいフィーチャーが多数ある場合は、細かいを選択することをお勧めします。単純なモデルの場合は、粗いオプションを使用できます。既存のメッシュから開始するには、既存をクリックし、メッシュファイルを選択します。パートごとにメッシュサイズを指定するには、ユーザー定義をクリックし、メッシュサイズタブをクリックして、デフォルトのメッシュサイズを調整します。
- Extrusion Type
- 直接。 ダミーブロックはラム速度で移動します。
- 解析タイプ
- Steady State。デフォルト値。
- 連成解析
- No 連成解析を実行しない場合ははNoを選択します。
- 詳細パラメータ
- 高速で適度に正確な解析を行うには、非線形反復トレランスを0.005、あるいは0.01に上げます。定常解析の場合は、デフォルト値を使用することで、より正確な結果が得られます。