Export Settings

AMF、AVI、H3D、JPEGおよびGIFファイルのエクスポート設定。

AMFとAVI

AMFファイルまたはAVIアニメーションファイルに保存されたイメージの品質は、使用される色の数およびグラフィックサイズを変更コントロールが可能です。
Palette
Full Color
画面上に表示される通り、24または32ビットの非圧縮フルカラーでイメージを保存します。
Motion JPEG
ファイルを動画JPEGファイルとして保存します。アニメーションの品質は、Optionsボタンでコントロールされます。
Reduced Color
保存されたイメージに含まれる色の数を減らします。色の数を減らすと、8ビットのMicrosoft RLE codecまたは256色となります。
Grayscale
イメージをグレースケールに変換します。イメージのサイズを小さくすると、ファイルサイズが減少すると同時に、多少の詳細が失われます。
Window compressor
ユーザーのWindowsオペレーティングシステムのデフォルトAVI圧縮設定を用いてファイルをエクスポートします。
Size
元の大きさのパーセンテージとして表わされるエクスポートされたファイルサイズです。100%、75%、50%または33%から選択します。33%がデフォルトです。
Framerate (fps)
ファイルを保存するフレームレートです。デフォルトのフレームレートは、25.000000です。
フレームレートは、フレームレート設定を使用するWindows Media Playerおよびその他のプレーヤーで、AVI再生のスピードを制御します。ファイルサイズやAVIファイル内のステップ数ではなく、ファイル内のAVIヘッダー内の1バイトに含まれる数のみを変更します。すなわち、フレームの数と各フレームのサイズはフレームレートの設定に影響を受けません。
制約事項: AVIファイルの場合のみ。
Encoding
JPEGまたはZLIBを選択します。
EncodingパラメータにZLIBを選択した場合、画像の品質を変更するためのオプションは現時点では用意されていません。
制約事項: AVIファイルの場合のみ。
JPEG Quality
JPEG quality(品質)の値。
小さい値を選ぶと、より小さいファイルが作成されます。

H3D

HTMLレポートと共にエクスポートするためのオプション群。
Compression Maximum % Loss
圧縮された際にモデルの値が不安定になり得る量を示します。ユーザーが設定した値は、エラー推定機能による結果と比較され、圧縮アルゴリズムがユーザーデータの精度を許容し得るレベルに保持します。但し、パーセンテージがゼロであっても、微小の近似誤差により、多少のロスが生じる場合もあります。
All models
2つ以上のモデルが読み込まれている際、ウィンドウ内のすべてのモデルを個々のファイルにエクスポートします。
アクティブなモデルは、ダイアログ内に示されている名称のファイルにエクスポートされます。アクティブではないモデルはすべて次の命名規則を使用してエクスポートされます:<filename>.x.h3d("x"は必用に応じインクリメンタルに増加)。例えば、アクティブなモデルはLSP.h3dとしてエクスポートされ、その他の(アクティブではない)モデルはLSP.1.h3d、LSP.2.h3dなどとしてエクスポートされます。
エクスポートされたH3Dファイルは、独立して使うことが可能な完全なファイルです。これらのファイルは、エクスポート元のセッションから抽出し、新しいセッションで使用することができます。
エクスポートされたファイルをHyperViewに読み戻すには、Load ModelパネルのOverlayオプションを使って1度に1つずつ読み込む必要があります。
Entity attributes
色や透明度など、モデルのエンティティに割り当てられた固有の属性を出力します。このオプションが選択されていない場合、ファイルが読み込まれる際にデフォルトの属性が使用されます。
Include Masked Elements
マスクされているすべての要素をモデルと共にエクスポートします。
Include sets
すべてのセットをモデルと共にエクスポートします。
Animation
適用される任意のアニメーション設定をエクスポートします。
Results
結果の値をモデルと共にエクスポートします。選択されていない場合は、モデルとアニメーションのみがエクスポートされます。
View Attributes
HyperViewセッション中、モデルに割り当てられているすべての属性を出力します。このオプションが選択されていない場合、ファイルが読み込まれる際にデフォルトの属性が使用されます。
HTML
HyperView Playerで使用するためのHTMLファイルを作成します。
Preview image
プレビューイメージをエクスポートします。
注: CFDデータをH3Dファイルへエクスポートする際:
  • 少なくとも1つのレーキ(rake)についてストリームラインが作成される場合、エクスポートされたH3Dには、CFD/Streamlinesパネルによって使用されるデータタイプ / データセットが含まれるようになります。また、レーキの定義とストリームラインの設定 / 表示オプションも、H3Dファイル内で捕捉されます。
  • モデル内に使用可能なストリームラインが存在しない場合、エクスポートされたH3DファイルはCFD/Streamlinesパネルで使用されるデータタイプ/データセットは含まなくなります。また、レーキの定義とストリームラインの設定/表示オプションのいずれも、H3Dファイル内で捕捉されません。

JPEG

JPEG Quality
JPEG quality(品質)の値。
低い値を選択すると、イメージの品質が低いサイズの小さなファイルが作成されます。高い値を用いると、イメージの品質は上がりますが、ファイルサイズも大きくなります。

GIF

Animated GIF Exportオプションは、GIFイメージのサイズや再生スピードをコントロールする柔軟性を与えます。ユーザーは、サイズやフレーム間の時間遅延を指定でき、それらはビデオの取り込みやセッション公開でエクスポートされたすべてのGIFアニメーションに使用することが可能です。GIFアニメーションの背景を透明にするかどうかを指定することも可能です。

最近行われた強化によって、GIFアニメーションエクスポートのメモリ使用量は半分に減りました。これは、RAMの制限のあるローエンドマシン、あるいはオペレーティングシステムによって処理制限が設定されている32ビットマシンで非常に多くのタイムステップ / フレームをエクスポートする際に有益です。また、GIFアニメーションフォーマットは、高画質の長編動画の制作にはあまり適していない点に注意が必要です。これは、作成に際する非常に多くのメモリ消費、また避けることのできないイメージの品質低下(フルカラーからGIFの256色への変換に伴う)のためです。

メモリ消費率が実際の物理メモリに比べて高すぎる場合、処理が上手くいかない可能性があることを通知するワーニングが出され、中止するか継続するかの選択肢が与えられます。この種の出力には、AVIコンテナ内のMPEG 4フォーマットの使用が強く推奨されます。
Size
元の大きさのパーセンテージとして表わされるエクスポートされたファイルサイズです。ドロップダウンメニューから100%、75%、50%または33%を選択します。
注: 100%がデフォルトの設定です。
Time Delay (s)
GIFアニメーションの再生スピードをコントロールするためのフレーム間の時間遅延(秒)。デフォルトの値は0.1です。
時間遅延はPowerPointおよびInternet ExplorerにおけるGIFの再生スピードをコントロールします。
Transparent Background
GIFアニメーションの背景を透明にします。