インターフェースタイプ
HyperWorksは3種類の外部インターフェスを使用します。
- CADで作成されたジオメトリ、または有限要素モデルデータのインポート
- CADジオメトリ、または要素データを特定の解析コードにエクスポート
- 解析結果のHyperWorksバイナリ結果フォーマットへの変換
CADで作成されたジオメトリと有限要素モデルの情報は、を使って入力します。 オプションHyperWorksは、内部的にPDGSとDXFフォーマットをサポートします。外部インターフェースは、有限要素解析コードAbaqus、ANSYS、EXODUS、LS-DYNA、KEY、LS-DYNA SEQUENTIAL、MADYMO、Marc、MoldFlow、Nastran、OptiStruct、PAM-CRASH、Radioss、Radioss {Fixed Format}、Samcefをサポートします。また、CADコード(CATIA、DXF、IGES、PDGS、PRO/E、STEP、および UG)をサポートします。更に、ユニバーサルIGESフォーマットとの外部インターフェースもあります。独自の変換パッケージを作成することもできます。
HyperMeshデータベースの情報を各種の有限要素フォーマットに書き出すことができます。ジオメトリデータは、IGESフォーマットに出力することができます。
オプションで、HyperWorksは、有限要素ソルバー用の解析入力デックを作成するのにテンプレートを使用します。既存のテンプレートを修正して必要な機能をサポートしたり、新しいテンプレートを作成して新たな解析コードをサポートすることができます。HyperWorksは、モデルのサマリー作成および重心などの一部計算の実行にも使用されます。また、テンプレートを使用して、複雑な編集やデータ操作のタスクを行うこともできます。
HyperWorksは、内部および外部トランスレーターを使用します。hminlibが提供する機能を使用して新たにCADまたはFEAフォーマットをサポートする外部トランスレーターを作成することができます。
Export Optionsダイアログを開くと、 Template:欄にデフォルトの解析テンプレートディレクトリが設定され、最初に選択されたテンプレートがグローバルテンプレートに指定されます。
エクスポートオプション
モデルデータをエクスポートするための複数のオプションが用意されています。例えば、Export: オプションでは、既存のHyperWorksデータベースのサブセットに基づいてファイルをエクスポートすることができます。Allを選択すると、現在の表示設定に関わらず、モデル全体が書き込まれます。Displayedを選択すると、画面に表示されているモデルの一部分のみがエクスポートされます。Customを選択し、Custom Exportタブをクリックして、エンティティ状態ブラウザを使用してエクスポートする個々のエンティティを選択します。
ジオメトリとソルバーのエクスポートオプションに関する追加情報は、特定フォーマットに関連するセクションに含まれています。