Samcefインターフェース

Samcefインターフェースの概要。

Samcefインターフェースを使用すると、以下の操作を実行できます。
  • Modelブラウザで作成したすべてのエンティティにエンティティエディターを使用する
  • 線形解析(モジュールASEF)を指定する
  • 線形静解析と非線形静解析を指定する
  • .datファイルをエクスポートする
  • .datファイルを読み書きする
  • Samcefカードをプレビューして編集する
次の点に留意してください:
  • Samcef .sdbファイルはサポートされていません。
  • 警告メッセージとエラーメッセージはsamcef.msgファイルに書き込まれます。認識されない行は、*.hmxファイルに書き込まれます。これらのファイルは、HyperWorksの起動ディレクトリに作成されます。
以下のコマンドがサポートされています:
  • 節点(.NOE)
  • 要素(.MAI、.MCE MEAN、.MCC MEAN、.MCE BUSH)
  • プロパティ(.PHP、.BPR、.MCC BUSH)
  • 材料(.MAT)
  • 荷重(.CLM)
  • 座標系(.FRA)
  • 出力リクエスト(.SAI)
  • 前提(.HYP)
  • エンティティセット(.SEL NOE、.SEL MAI)
  • 接触サーフェス(.SEL FACE)
  • 複合材定義(.PLI、.LAM、.ETA)
  • 接触定義(.MCT、.STI)

Contact .MCT

HyperWorksのキーワードとSamcefのcontact .MCTパラメータの対応。

card .MCTの詳細な定義については、Samcefのヘルプをご参照ください。

“contact resolution method”の選択 [Option_number]
“Uncoupled”(デフォルト)
OPT 3を書き込みます。
“Coupled”
OPT 2を書き込みます。
“Sliding magnitude” [Contact_characteristics].このオプションは次の2つの選択肢で制御できます:
« Moderate »(デフォルト)
MCTカードに何も書き込まれません。
« Large »
NLIM -1がMCT定義に書き込まれる必要があります。
“Initial gap” Contact_characteristics.このオプションは次の2つの選択肢で制御できます:
“As mesh is”(デフォルト)
MCT定義に何も書き込まれません。
“No initial gap”
UN3 1がカード定義に書き込まれる必要があります。
“Contact offset” Contact_characteristics.このオプションは次の2つの選択肢で制御できます:
“As mesh is”(デフォルト)
MCT定義に何も書き込まれません。
“Contact offset”
XXという値を入力する必要があります。DMIN XXがカード定義に書き込まれる必要があります。
“Kind of contact” Contact_characteristics.このオプションは次の2つの選択肢で制御できます:
“Standard”(デフォルト)
MCT定義に何も書き込まれません。
“Normal direction glue”
OPCO 2がカード定義に書き込まれる必要があります。
“Curvature smoothing contact faces”の選択 [Smoothing_characteristics]
“Non activated”(デフォルト)
デフォルトではMCTカードに何も書き込まれません。
“Activated”
KSMO 1をMCTカードに書き込みます。
“Curvature smoothing contact faces”の選択 [Smoothing_characteristics]
“Non activated”(デフォルト)
デフォルトではMCTカードに何も書き込まれません。
”Activated”
KSMO 1をMCTカードに書き込みます。
ブランクのテキスト行 Additionnal_user_text.

Samcef MCTカードに、現在のパネルの任意のテキストを入力します。このテキストは接触定義と共にHyperWorksに保存されます。

例:
  • .MCT I 10 GROUP 17 GTAR 23 OPT 3 ! Contact default
  • .MCT I 20 GROUP 65 GTAR 12 OPT 2 NLIM -1 UN3 1 DMIN -0.0245 KSMO 1 ! Advanced contact
  • .MCT I 30 GROUP 45 GTAR 75 OPT 2 UN3 1 OCPO 2 KSMO 1 ! Glue contact

Contact .STI

HyperWorksのキーワードとSamcefのcontact .STIパラメータの対応。

card .STIの詳細な定義については、Samcefのヘルプをご参照ください。

“Node project”の選択 [Option_number]
  • “Non activated”(デフォルト)。PROJ 0を書き込みます。
  • “Activated”。STIカードには何も書き込みません。
例:
  • .STI I 1 GROUP 17 23 PROJ 0 ! Glue default
  • .STI I 2 GROUP 35 64 ! Advanced glue