Fekoインターフェース
Fekoインターフェースは、Fekoメッシュ要素と材料データを準備して編集するためのプリ処理環境を提供します。
HyperWorksでは、Fekoのメッシュ要素と材料データをインポートまたはエクスポートできます。Fekoのメッシュと材料データをインポート、作成、変更、またはエクスポートするには、HyperWorksにFekoのユーザープロファイルを読み込む必要があります。
インポートとエクスポートのガイドライン
Fekoインターフェースでメッシュおよび材料データをインポートおよびエクスポートするためのガイドライン。
- Fekoインターフェースでは、Fekoのメッシュ要素と材料設定 / 割り当てを、Fekoで生成された*.fhmおよび*.incファイルからインポートできます。注: メッシュデータをFekoから*.fhmファイルフォーマットにエクスポートすると、材料データが含まれた同じファイル名の*.incファイルが自動的に作成されます。このような*.fhmファイルのインポート時に、同じディレクトリに同じファイル名の*.incファイルが存在する場合、HyperWorksは自動的にこれをインポートします。
- Fekoインターフェースでは、Fekoのメッシュ要素と材料設定 / 割り当てを、*.fhmおよび*.incファイルにエクスポートできます。これらのファイルは、CADFEKOモデル(メッシュインポートメニューを使用)やEDITFEKOの*.preファイル(INカードを使用)にインポートできます。Fekoのコンポーネントは、指定された*.fhmファイルと同じディレクトリに*.incファイルがあると、ここから材料データを自動的にインポートします。
- Fekoインターフェースは、Fekoのワイヤーセグメント、三角形、四面体をサポートしています。Fekoの直線的および曲線的ワイヤーセグメントは、HyperWorksではそれぞれBar2およびBar3要素として表されます。Fekoの平面および曲面からなる三角形は、HyperWorksではそれぞれTria3およびTria6要素として表されます。Fekoの四面体は、HyperWorksではTetra4要素として表されます。
- それぞれの個別メッシュラベル(ワイヤーセグメント、フェイス、または領域)は、HyperWorksでは固有のコンポーネントとして表されます。HyperWorksのプロパティを使用して、これらのコンポーネントに材料が割り当てられます。
- Fekoでサポートされている媒質としては、(異方性)誘電体媒質(必要に応じて磁気特性あり)と金属媒質が挙げられます。Fekoのデフォルトの自由空間、完全導体、完全磁気導体の媒質もサポートされています。