Curvesビュー

Curvesビューが選択されると、セッションのカーブが対応するページおよびプロットフォルダーにグループ化され、Plotブラウザのツリー構造で表示されます。



図 1.

カーブ、あるいはxまたはyベクトルのプロパティにフィルターをかけるには、エンティティエディター内のカーブまたはx/yベクトルのプロパティを右クリックし、Add as filterを選択します。



図 2.

Templexをサポートするすべてのテキスト欄は、Add as FilterおよびAdd as unevaluated Filterの2つのフィルターオプションを有しています。これによりユーザーは、未評価のTemplexコードをフィルターとして追加することができます。



図 3.

フィルターに値が与えられると、そのプロパティについて、その値をもつ全てのカーブまたはベクトルが、ブラウザに表示されます。ベクトルは、対応するカーブと共に表示されます。詳細については、Plotブラウザフィルタ-を参照してください。

ベクトルは、対応するカーブの下のアイテムとしてPlotブラウザツリー内に表示されます。カーブ上をクリックするとカーブのプロパティがエンティティエディターに、ベクトルをクリックするとベクトルのプロパティがエンティティエディターに表示されます。



図 4. データソースとしてFileが選択された際のエンティティエディター


図 5. データソースとしてMathまたはValuesオプションが選択されるとエンティティエディターのオプションが変化する


図 6.

エンティティエディターでは、以下のカーブおよびベクトル(エンティティタイプ)プロパティを確認、編集できます。

カーブプロパティ

Standard
Visibility
モデリングウィンドウのカーブの表示をオン / オフにします。
Layer
Bar View Style
棒グラフの場合はBarまたはLineを選択して、棒グラフの表示方法を定義します。
Reference
選択されたカーブを参照カーブにします。詳細については、参照カーブを参照してください。
Curve Label
Show Label
モデリングウィンドウのレジェンドにカーブのラベルを表示します。
Label
選択すると、値がラベルとしてレジェンドに表示されます。Label prefixとLabel suffixが新しいオプションで更新されました。
MaxY/At X
カーブの最大Y値をX座標をレジェンド内でラベルとして表示します。
Show Label Prefix/Show Label Suffix
Templex式のカーブの接頭辞と接尾辞のショートカットは、Entity Editorからサポートされています。例えば、注釈がカーブに付加されている場合、{p1w1c1.suffix}{p1w1c1.prefix}といったTemplex式を使用して、接尾辞や接頭辞の情報にアクセスすることができます。
Line Attributes
線のスタイル
メニューからラインのスタイルを選択し、選択したカーブに適用します。
Line color
カラーパレットからラインの色を選択します。
線の厚み
ドロップダウンメニューからラインの太さを選択します。
Shade Area
カーブの下のエリアをソリッド色で塗りつぶします。
Shade Style
Shade Areaが選択されている場合、Shade Styleが表示されます。以下のオプションからいずれかを選択します:
  • Zero X
  • Zero Y
  • Left
  • Right
  • トップ
  • ボトム
  • Inside
Bar Attributes
Bar Color
カラーパレットからバーの色を選択します。
Bar Fill Style
選択したパターンでバーを塗りつぶします。
Symbols Attributes
Symbol Style
シンボルは、カーブ上に配置してデータポイントを示します。リストからシンボルの種類を選択します。
Symbol color
カラーパレットからシンボルの色を選択します。
Symbol Frequency
シンボルの配置頻度を設定します。デフォルトは1で、各データポイントにシンボルが配置されます。5と入力すると、例えば5番目のデータポイントごとにシンボルが配置されます。
Symbol Scale Size
シンボルのサイズ。

軸の属性

Value Axis
棒グラフの場合のみ。ドロップダウンメニューから値の軸を選択します。

ベクトル(エンティティタイプ)プロパティ

Data
Source
ソースの種類:FileMath、またはValues
File
SourceがFileの場合は、ファイルパスが表示されます。
Expression
SourceがMathの場合は、数式が表示されます。
SourceがValuesの場合、ベクトルデータの値が表示されます。
Subcase
サブケースを表示します。
Type/Request/Component
ベクトルのタイプ、リクエスト、コンポーネントデータを表示します。
Requestの場合、現在選択されているリクエストをダブルクリックすると、Define Vectorダイアログが表示されます。リクエストリストをフィルタリングするための文字列を入力します。一致したリクエストは、リストの一番上に表示されます。


図 7.
Standard
Scale
カーブのスケール値として、1または-1を選択します。
Offset
オフセット値を入力します。
First Value
ベクトルの最初のデータポイント。
Max Value
ベクトルの最大値。
Min Value
ベクトルの最小値。
User Expression
Axis Assignment
軸が関連付けられているカーブ。
Units
Type
単位の種類。
Measurement
Measurementメニューからカーブベクトルの単位を変更します。

Plotブラウザからカーブを選択し、Deleteキーボードキーを押すことにより削除することも可能です。

Entity EditorのScaleドロップダウンメニューで、単位が使用可能である場合にベクトルのスケーリングができるオプションは、値1および-1のみです。



図 8.