CG/Inertia Summary

モデル内の複数の校正部品またはボディの質量、重心および慣性モーメントの合計は、CG/Inertia Summaryユーティリティを使用して素早く得ることが可能です。

ジオメトリリボンから、Bodiesツールにカーソルを合わせると表示されるDisplay CG Inertia Summaryサテライトアイコンをクリックします。



図 1. CG/Inertia Summaryダイアログ
  • リストにエンティティを追加するには、ダイアログの左側にあるSelect bodiesツリーからボディまたはシステムを選択してAddをクリックします(またはダブルクリックします)。
  • システムが追加される際は、他のサブシステムも含むすべての子エンティティがリストに追加されます。
  • エンティティを削除するには、テーブルでボディを選択してDeleteをクリックします。
  • テーブルをクリアするにはDelete Allをクリックします。

弾性体も含めることができます。このユーティリティは、計算された弾性体のプロパティを考慮し、弾性体の参照フレーム位置がモデルの参照フレームと一致しない場合は、修正を行います。

CG / 質量 / 慣性は、マーカーを使用して任意の参照フレームを基準として計算できます。CGは、任意のポイントから計算できます。慣性は、選択したボディに対して計算した総合CGまたはその他の任意のポイントで計算できます。

Mass欄とInertia欄は編集できます。これらの値を編集すると、ボディの質量プロパティと慣性プロパティが変更されます。編集する欄をクリックすると、現在設定されているプロパティの値が表示されます。