予荷重設定のための位置と勾配の生成
- 無荷重設定としたNLFEボディから始め、必要に応じてフォース / モーションを適用してNLFEボディに荷重をかけます。
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Simulateコマンドの後にMotionSolveのSaveコマンドを追加して、モデルの状態をXMLファイル(以下“状態保存XMLファイル”と呼びます)に保存するようにします。MotionViewでは、ソルバーのコマンドセクションに書き込むテンプレートを使用できます。
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モデルを実行します。MotionViewのRunパネルから、Scripted simulationオプションを使用します。
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HyperWorksのインストール先(install_location/utility/mbd/NLFE)にあるPythonスクリプト“NLFE_generate_loaded_csv.py”を使用し、NLFEボディの最終的な荷重状態を抽出してCSVファイルに保存します。Pythonの実行可能ファイル“python.exe”も(別途インストールしていなければ)、HyperWorksのインストール先(install_location/hw/python\python27\win64)にあります。
このスクリプトを実行すると、状態量を保存したXMLファイルを開くように求められると共に、位置と勾配の情報を保存するCSVファイルの名前を指定するように求められます。
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CSVファイルを保存したら、NLFE ConnectivityタブのLoaded ViewにあるImport Pointsオプションを使って、MotionViewにインポートします。
予荷重設定をインポートすると、グラフィックス領域に表示されたNLFEボディが変化します。NLFEボディの予荷重設定は、ソリッドのデフォルトグラフィックスを使用して目立つように表示され、無荷重設定はワイヤーフレームによるモードで表示されます。