フィードフォワードステアリングコントローラー - 乗用車とトラック
フィードフォワードステアリングコントローラーを使用して、車両が要求経路プロファイルに従うようにします。フィードフォワードステアリングコントローラーのコントローラーブロックは次のように指定できます。
[FEEDFORWARD_STEERING]
TAG = 'FEEDFORWARD'
LOOK_AHEAD_TIME = 0.5
PATH = 'DDF'
FILE = 'spiral.ddf'
INTEGRATION_STEP_SIZE = 0.01
AGGRESSIVE = ‘TRUE’
[FEEDFORWARD LONGITUDINAL CONTROLLER] | ||
---|---|---|
TAG | 属性-文字列 | 必須 <FEEDFORWARD> |
LOOK_AHEAD_TIME | 属性-実数 | 必須
|
CONTROL_MODEL | 属性-実数 | オプション
|
AGGRESSIVE | 属性-ブール | オプション
|
- 先読み時間が短いほど経路追従は正確になりますが、突然の経路変更により、急激なステアリング入力が発生し、シミュレーションエラーとなる可能性があります。
- 先読み時間が長いほど必要な経路と実際の経路の誤差が大きくなりますが、突然の経路変更が発生してもあまり急激なステアリング入力が発生せず、一般的にはシミュレーションエラーつながることは少なくなります。
- 前方予測距離 = 先読み時間 * 速度。
- 予測アルゴリズムでは内部積分器が使用されるため、積分用のステップサイズが必要です。ステップサイズが小さいほど正確に予測されますが、シミュレーションの計算量が増えます。このステップサイズは、Altair MotionSolveのh_maxとは異なります。
- 適切な精度と計算速度の推奨値は、LOOK_AHEAD_TIME/50です。