MB解析のCraig-Changモードの作成
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拘束なしで(free-free)固有値解析を実行します。
結果を読み出します。
- m
- システム質量マトリックス(集中質量)
- Xr
- 剛体モード(質量直交化
(Xr'*m*Xr=I)
) - Xn
- 剛体モードを含むFree-Free固有モード
(Xn=[Xr,X1,X2,....,Xk])
- Dn
- 対角項は、Xnに関連した固有値です。
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等価な荷重マトリックスFeを作成します:
Fe = P*Fa
ここで、P=I-m*Xr*Xr'
また、Faには、結合点の各自由度に対する単位荷重が含まれています。
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拘束なし、(1)剛体自由度を除去するためのを加えて、静解析を実施します。(2)Feの列が各サブケースにおいて適用される(すなわち、
k*Xa=Fe
)すべての弾性変形が可能なサブケース。結果を読み出します。- Xa
- 慣性リリーフアタッチメントモード、または静解析の変位
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モーダル剛性マトリックスKHATを作成します:
KHAT | Dn Xn'*Fe | | Fe'*Xn Xa'*Fe |
モーダル質量マトリックスMHATを作成します:MHAT=X'*m*X
ここで、Xは合成モード:X=[Xn Xa]
固有値問題を解くことにより、Xを直交化します。KHAT*N=MHAT*N*D
Xが独立していない場合は、以下のうちのいずれかが生じます:- 固有値/ベクトルが複素数
- 一部の最も高い固有値が無限
- 追加のゼロ固有値剛体モード
いずれの場合も、この手順が従属モードも削除するよう、対応するモードをフィルタリングできます。
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Xを直交化されたモードYに変換します:
Y=X*N
これは、剛体モード、free-freeノーマルモード、および残差慣性リリーフアタッチメントモードのモードセットです。一般化された質量マトリックスと剛性マトリックスは、次のとおりです。M=N'*MHAT*N=I K=N'*KHAT*N=D
Y、Dおよびmは、MB弾性入力ファイルの計算に使用されます。